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中欧4カ国世界遺産の旅 ~15~

○ ドナウ川  ~上~

 中学生のころ初めて聴いたイヴァノビッチの「ダニューブ川のさざ波」や、ヨハン・シュトラウスの「美しき青きドナウ」の音楽で、終戦直後の荒廃しきった風潮の最中、どんなにか心慰められ、未来への希望に胸をときめかせたことでしょうか。

 以来ドナウ川のゆったりとした流れ、緑を縫って悠久の流れに人々の心の故郷となったドナウ川を、曲の織りなす情景に思いを巡らし、いつしかドナウ川への憧れとなりました。

 今回の中欧4カ国を巡って、この川に連なる幾多の都市国家に、それぞれの歴史としてしっかりと刻まれ、すべてがドナウから都市が発展たことなど、ドナウによってその歴史の重さをずっしりと感じ取ることができたのでした。

 「中欧4カ国の旅」 の思い出の終わりに、淡い恋心のようなドナウ川は、なんと変幻自在の大自然そのものであった事を、私なりに綴って、この旅の完結としたいと思います。

   (下のドナウの地図は、金子忠治氏の中欧オペラ紀行よりいただきました)

Donauriver_2  ドナウ川の源流は、ドイツ アルプスの山麓、シュヴァルツヴァルトと云われる森林地帯にあるそうです。

 モミの木の深い森林地帯の東斜面にドナウエッシングと云う人口2万人ほどの田舎町に源泉があると云う事で、ドナウの名は、この町から始まるそうです。

 町の中央にフェルステンベルク侯の館の庭にドナウの源泉があります。

ドナウの源泉については、鳩時計の生産で知られる町、フルトヴァンゲンとで本家争いの説もあります。

 源泉争いに夢中になっている人々をあなどっているかのように、生まれたばかりの小さな流れは、カルスト状の河床の割れ目に吸い込まれ、僅かな水溜りとなって川の姿は消えてしまいます。

 地下に姿を消した幼いドナウの水は、南へ40kmのアーハ川の源となって、地上に現れる事が確認されました。

(資料はインターネット・書籍によりました)

      ~つづきは次回にゆずります~

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コメント

ぽち様へ
「ドナウ川のさざなみ」「美しき青きドナウ」本当に心を癒してくれる素晴しい音楽ですね!私が初めて聞いたのは昭和20年代の後半、小学校の同窓会の打ち合わせの時かと思います。当時は蓄音機とレコード板それも竹の針で。そしてテープとなり今はCDで車を運転しながら聞ける良き時代となりました。
ドイツの南西部に発しオーストリア・ハンガリー・バルカン諸国を流れ黒海に注ぐ、沿岸にはウイーン・ブタベスト・ベオグラードの都市がある素晴しい大河!
ドナウ川(ダニューブ川)その源流からのお話楽しみにしております。

投稿: ライムライト | 2008年4月 3日 (木) 18時54分

♪ ライムライトさん
 
 物資の乏しい終戦直後の竹のレコード針を知っている世代に「後期高齢者医療被保険者証」が届きました。 
 空しい現実を憂いていても、治る病もはかばかしくいきませんね。
 せめて、相応の健康を維持する事、退屈をしないこと、、、
ウィンナワルツはいいですね! notes  

投稿: ぽち→ライムライトさんへ | 2008年4月 4日 (金) 13時35分

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