« 2008年2月 | トップページ | 2008年4月 »

2008年3月

中欧4カ国世界遺産の旅 ~14~

プラチスラヴァ市内観光  

○ 聖マルティン教会

Sei_maruthin_kyoukai  聖マルティン教会は、14世紀の建物で、聳える塔の高さは85m

11人のハンガリー国王と8人の王女が戴冠式を挙げた由緒ある教会です。

○ プラチスラバ城

Puratisubajyou  四角形の建物の4階に塔があるゴシック様式の城で、テーブルを逆さにしたような外観です。

塔は17世紀にオスマン・トルコの侵入に備えて付け加えられました。

 18世紀には、マリア・テレジアの居城ともなっておりました。

スロバキアの首都、こゝプタチスラヴァは何となく落ち着いたと云いましょうか、大変地味な印象を受けたのは私だけなのでしょうか? 、、しかし、、、、

○ ???

Manhool  これはいったい何の銅像でしょうか?

 はじめて訪れたプラチスラヴァ

5カ国に囲まれて、幾多の激動の時代を乗り越えて、悠久のドナウ川に育まれた中世そのままのお城めぐりの途中、行き交う石畳の側溝間際のマンホールから (何か怪しげな?) 鉄兜のおじさんの像が、道行く人々をのぞいているではありませんか!!  もうビックリです!

 わざと素知らぬ振りをして、愕く私たちの様子を楽しんでいるガイドさんを垣間見た私は、ウイットに富んだガイドさんの笑顔に誘われたのでした。 遊び心いっぱいのヨーロッパならではの銅像でした。

 夕食後、物珍しげに覗いたスーパーマーケットでの買い物は、ホイップクリームの缶でした。 ポケットに残っている小銭を使いきって仕舞う為でした。

 今回の4カ国の旅の難処は、何といっても通貨です。

オーストリアは、EU共通のユーロ 補助通貨はセント、チェコはコルナとハレル

ハンガリーはフォリント  しかも数種類の紙幣、硬貨が、、、、あぁ!もうわからない!!

       異国旅コインかじかむ指で選り

       氷雨の夜おろおろ異国のマーケット

| | コメント (2) | トラックバック (0)

中欧4カ国世界遺産の旅 ~13~

○ プラチスラヴァ (スロバキア共和国)

Puratisuraba  チェコ・ポーランド・オーストリア・ハンガリー・ウクライナに囲まれたスロバキア共和国。

今回の旅行までは、失礼ながらどんな国か全く知識がないまゝの旅でした。

 スロバキアの首都プラチスラヴァは、人口約43万人を擁する首都としてはかなり小さいながらスロバキア最大の都市です。

地理的には、ウィーンの東約60kmにあり、ドナウ川に面し、5カ国との直接国境を接しております。

 1919年に公式都市名プラチスラヴァが誕生し、チェコスロバキアの領土となり、1993年チェコとスロバキアが分離され、スロバキア共和国となりました。

 ドナウ川きっての景勝地、ブダペストのドナウベントの観光を充分に楽しんだ私たちは、専用バスで約170kmを2時間30分かけて夕刻プラチスラヴァのホテルに着きました。

 小雪舞う大平原をひた走るバスの車窓からは、幾キロメートルも続く風力発電の巨大なポールが林のように立ち並ぶ光景は圧巻です。

       冬ざれや発電ファンの目に迫り

       林立の発電風車に雪しまく

Kenmonjyo  5カ国に囲まれ海を知らない国境越えは、私たち島国に生きる日本人観光客には信じられないような、小さな検問所の通過風景です。  パスポートに出入国のスタンプをポン!と押して貰うために私たちはバスから降ろされ、簡単な建物の中を通過して再びバスに戻ります。  次の国境検問所では、国境警備のお役人とは思えない美しく若い女性が制服に身を固めたて私たちのバスに乗り込み、パスポートと顔を見合せての簡単なチェックです。

こんな国境越えこそ記念のスタンプが欲しかったのに!

       スタンプ一つ降り立つ雪野の検問所

| | コメント (0) | トラックバック (0)

中欧4カ国世界遺産の旅 ~12~

○ ドナウベント地方観光

 ドナウ川きっての景勝地 ドナウベント地方は、ブダペストから中世の香りを色濃く残す芸術の街、センテンドレまでの約30kmを専用バスで、ドナウ川沿いに上流(北)に向かって1時間の処にあります。

地元の人たちもドナウベントを日帰りの小旅行として楽しむ絶好の観光地となっているのだそうです。

○ ドナウの曲がり角  ヴィシェグラード

Visyegurado_donaugawa_2  ドナウ川がほぼ直角に曲がる地点ヴィシェグラードは、山頂の要塞跡から眺めるドナウの曲がり角の眺望は、なんといってもドナウベントの観光の目玉となっております。

14世紀に華やかに栄えた古都でしたが、現在は当時の古跡が残るのみですが、ドナウ川に憧れていた私にとって忘れる事の出来ない素晴らしい眺望でした。

(あゝ! シュトラウスもイヴァノビッチも、こんなにも美しい風景に酔いしれたのだ!!)  共有できた事を満足する私でした。

       冴え返る古都はドナウの曲がり角

○ ハンガリー建国の地  エステルゴム 

 現在もハンガリー・カトリックの中心地であるエステルゴムは、初冬とあって街は、人通りも少なく、中世そのまゝに落ち着いた街でした。

○ 芸術の街 センテンドレ

 1920年代この街にアーチストたちのコロニーが生まれて以来、今では小さな街に幾つもの美術館や、ギャラリーがあり、 「芸術の街」 として観光客が絶えません。

Dscf003522  一般住宅を思わせるこじんまりとしたギャラリーで、愕くべき芸術に出会う事ができました。

 ミクロアート です。

なんと! 針の穴に施されている、椰子の木と陰影のあるピラミッド、4頭のラクダの隊列の金細工です。

Mikro  私たちは代わる代わる、顕微鏡を覗くように、拡大鏡でこの愕くべき芸術に息を呑んだのでした。

       

       冬館ミクロアートに驚嘆す

       冬館針の穴より砂漠景

  六万一千フォリントテーブルクロスや春支度

  (ハンガリーアートのひとつ、ハンドメイドのテーブルクロスを思い切って購入してしまいました。        1フォリント×0.5=1円)

       

| | コメント (5) | トラックバック (0)

中欧4カ国世界遺産の旅 ~11~

○ ドナウ川 夜のクルージング

 ハンガリーのガイドのコチシュさんより、夜景を楽しむドナウのクルージングができると云う思いがけない提案がありました。

 ドナウ川に特別の思い入れのある私にとっては、最高のチャンスで小躍りして喜んだのでした。

 乗船する前、ひた寄せる川波にそっと手を漬けて、 「あゝ! とうとうドナウに逢えた!!」 云い知れぬ思いに耽る瞬間でした。

Kusaribasiyakei  闇に浮かぶ王宮や、ブダの街の灯が、ドナウの川面に揺れて、くぐり抜ける橋を下から見上げる迫力も中々の見ものです。

ライトアップされた「くさり橋」と 「王宮」のたたずまいは格別で、ブダペストの夜景を優雅に堪能できました。

   なんと贅沢な船遊びでしょう!!

船の中から右に左に次々と現れる名所は、昼間とは全く違う夜のクルージングの醍醐味で、豪華なイヴィニングドレスを纏った貴婦人を彷彿とさせてくれるのです

Naito  ハスクブルク帝国の 「ウィーンに追いつき追い越せ」 と云う願いの結晶となった 「国会議事堂」の夜空に浮かぶその姿には、 思わず目頭が熱くなる思いでした。

 ナイトクルージングは私たち日本の観光客には、お伽の国のような素晴らしい光景で、生涯忘れることはできません。

 ヨハン・シュトラウスの 「美しき青きドナウ」や、 むかしよく聞いた イヴァノウビッチの 「ダニュウブ川のさざ波」 を聞けば、ドナウ川は、美しい緑溢れる大自然の中を、悠々と流れる川を描いておりましたが、このあたりの流れは、大都市近郊の川で、両岸が人工的に改修され大発展されているせいか、その風情は少々思い違った感は否めません。

       川面冴ゆるライトアップのくさり橋

       ライトアップの古城を映す冬ドナウ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

中欧4カ国世界遺産の旅 ~10~

○ ハンガリー国立オペラ座

Operaza_2  世界遺産にもなっているアンドラーシ大通りにある 「国立オペラ座」の内部見学ができるなど私にとっては夢のまた夢のことでした。逸る気持ちが抑えきれません。

 黄金と赤の装飾が圧巻のホール!!

正面入り口には、フランツ・リストをはじめ、16体の音楽家像が私たち熱心な見学者を迎えてくれます。    ここで幾多の名曲が奏でられ、多くのファンの心を揺り動かしたかを思うと、わくわくする鼓動を抑える事ができませんでした。

 世界各国から訪れるツーリストにオペラ座のガイドさんは、それぞれの国の小旗を掲げ、おもむろに説明に入ります。

 私たちは玄関入り口でシューズカヴァーを履いて、オペラ座内部の説明にじっくりと耳を傾けるのでした。

 客席フロアー床部分の随所に填め込まれた金属のスノコから、床下のパイプを通しての冷暖房の装置に中世ヨーロッパの繁栄と英知には驚くばかりです。

 3月のイースターには、1階フロアーの座席を全部はずして、舞踏会が開かれるそうです。

   なんと素敵な光景でしょう!!

  おやッ!  ウィンナワルツが聞こえてきましたょ! 

                    ♪、、♪、、♪、、

       馬蹄響きオペラ座凍光のたたずまい

Basya  一歩外に出れば、アンドラーシ大通りを格好良く操る御者に依る馬車のひずめの音も軽やかに、中世さながらにヨーロッパ風景そのものです。

 そんな素敵な雰囲気を いまの私はあの時の余韻に浸っているのです。

       凍て道に客待つ二頭馬車連ね

       凍て道を馬蹄響かす栄華かな

| | コメント (2) | トラックバック (0)

中欧4カ国世界遺産の旅 ~9~

ブダペスト 市内観光  ー2-

 ○ マーチャーシュ教会

Matyasyu_kyokai  

モザイク模様の屋根と、王の紋章の塔が目印の荘厳なカトリック教会です。

 1867年にハスクブルク家のフランツ・ヨーゼフ1世と、エリザベート皇妃の戴冠式が行われ、リストが自ら指揮を執ったと云う逸話が残っております。

Maatyasyumado

   絵ガラスや冬日泰けし大聖堂

   絵ガラスを玲瓏と留め冬の影

レースのベールを纏ったような、ネオ・ゴシック様式の教会の冬日の洩れるステンドグラスも素晴らしく、こころ泰らぐ思いです。

 

 

 

 ○ アンドラーシ大通り

Andrassyutbudapest  アンドラーシ大通りは、地下鉄1号線の上を約2.5kmの道路です。

 オペラ座や大使館など、立派な建造物が建ち並び、美しい並木道が真っすぐに展け、世界遺産として登録されております。

Eiyuhiroba  大通りの突き当りには、ハンガリー建国100年を記念して造られた 「英雄広場」 があり、その周辺には遊園地、温泉、動物園があって、老若男女、子どもからご年配までが充分に楽しめるエリアです。

 こんな素晴らしい大通りには、ひずめの音も軽やかに御者に操られる馬車が行き交い、私たち日本の旅行者を中世の世界へと誘ってくれるのです。

       世界遺産の街路に馬車の音冴ゆる

| | コメント (3) | トラックバック (0)

中欧4カ国世界遺産の旅 ~8~

○ ブダペスト (ハンガリー共和国)

Butabesuto  ウィーンを楽しんだ私たちは、約242kmを専用バスで、約3時間かけてハンガリーの首都ブダペストに着きました。

 「ドナウの真珠」 と云われるブダペストは、ゆったりと市街を流れるドナウ川で、丘陵地のブダ地区と、平地のペスト地区に分けられますが、この両地区は1873年に合併してブダペストとなりました。

 ブダペスト市内観光 -1-

○ ゲッレールトの丘

Donaukawa  この日の観光朝一番は、ブダの中心地王宮の南側にある小高い丘からブダ・ペストの両側の街が一望できる ゲッレールトの丘までやってきました。

冷たい川風を頬に受けながら、ドナウ河畔で最も美しい眺めを堪能できる場所なのです。

「あゝ! 夢にまで見たドナウ川がすぐそこに流れている!!」  目頭が熱くなるほど素晴らしい眺め!  しっかり脳裏に焼き付けましょう!

       凍て空を鎮めドナウはなほ蒼し

       悠久の流れも冴へしドナウ川

       ブダ・ペスト一望の丘頬凍つる

       丘冴ゆる一気に展くブダ・ペスト

○ 漁夫の砦

Gyohutoride  ブダ地区には、王宮など歴史的な建造物が建ち並び、その中でも城壁に築かれた美しい円錐状の尖塔をもつ 「漁夫の砦」 は人気のスポットです。

 かつてドナウ川の漁師たちがここを守りこの名が付いたとされ、市街地とドナウ川のゆったりした流れを一望することができます。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

中欧4カ国世界遺産の旅 ~7~

○ ウィーンでのお楽しみ!

X2  11月の下旬とあって、街のあちこちにはX’マス市が開かれ、X’マスツリーのオーナメントを買い求める親子連れ、若いカップル達で賑わい、その光景が私たち観光客の目を楽しませてくれるのです。

 思いがけず突然激しく舞う雪のX’マス市の風景も、降りしきる雪の舞う様子までもが珍しく、私にとっては夢のような世界で、私たちは少女のようにはしゃいでしまいました。

Torte  ツアーディレクターさんのオプショナルガイドで、1930年時代(アレッ! 私の生まれた頃?) に、トルテ戦争で有名な 「ザッハー ・ トルテ」 を是非ともお土産に、、と、地下道を抜け、凍て道を駆け抜け、雑踏を縫って、コンディトライ・ザッハー と云う老舗で、思い思いのトルテを買い求めたのでした。

 ※ 「トルテ戦争」 とは、ザッハーとデーメルの2軒の菓子老舗の間で、オリジナルを争われたトルテを巡る裁判は、当時の文化人や料理研究家を巻き込んで、10年間も続き、オーストリア法廷闘争の結果、 「トルテは両家とも製造して可。 オリジナルは、双方で決めよ!」 と云うもだったそうです。 いかにもオーストリアらしい戦争です。

 トルテは、たっぷりのチョコレートでコーティングされた円盤状の香り豊かなスポンジケーキで、評判通り舌がとろけるほど美味しかった!!

Klimt  海外旅行で必ずと云っていいほど 「財布」 を買ってしまう変わった趣味? を持つ私はウィーンでもこんな財布を求めました。19世紀末の画家クリムトの絵画をプリントした機能的な財布です。 

 楽聖の街ウィーンでのショッピングに欠かせないものに、何といってもクラシック音楽のCDです。

Cd ① カラヤンのシュトラウス

② シシィ (皇妃エリザベートの愛称)の愛した ウィンナワルツ

  成婚150周年記念収録

   ③ 天使の声  ウィーン少年合唱団の歌声

 このブログを綴っている間もウィンナワルツが流れ、あの時、あの光景が蘇り私の心も華やいでおります。

       X’マス市に折よき小雪舞ひ

       凍て道をトルテ買ふべく逸りけり

       足早に毛皮夫人の行きずりに

       異国旅着ぶくれCD買ひあさり

| | コメント (2) | トラックバック (0)

« 2008年2月 | トップページ | 2008年4月 »