中欧4カ国世界遺産の旅 ~6~
○ ウィーン (オーストリア共和国)
中世の時代をそのまま残した街並み、「だまし絵」が施された壁が立ち並ぶ不思議な街、チェスキー・クルムロフを後に約270kmを4時間の専用バスの旅で憧れのウィーンに着きました。
絢爛豪華な世紀末芸術の都ウィーン!!
終戦直後の中学生時代に聞き惚れた、ヨハン・シュトラウスのウィンナワルツ。ヨーロッパ文化の中心地として歴史に華やかな足跡を残したウィーンにとうとうやってきました!!。
「美しい泉」 の意味をもつ シェーンブルン宮殿は、ハスクブルク家の夏の離宮です。
シェーンブルン宮殿は、建物も庭園も華麗で、ヨーロッパ有数のバロック宮殿としても知られており、ナポレオンはウィーン占領時にこの宮殿を使い、またその後のウィーン会議など数々の歴史の舞台となりました。
ベルベデーレ宮殿の庭園はラテン語で 「美しい眺め」 の名の通り、バロック庭園からの眺めは最高とされておりますが、私たちが訪れた初冬の庭園からは、残念ながらその眺望にお目にかかることは出来ませんでした。 もっともこの庭園は 「夏の離宮庭園」 なのですから、、、
庭園入り口に鎮座まします大理石の向かい合う女性のスフィンクスは私たち日本人を何とも威容な姿で迎えてくれたのです。
この庭園で、思いがけず修学旅行を楽しむ日本の高校生たちに遭い、いまどきの高校生のなんとも幸せなことよ!! と感心したのでした。
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菩提樹の落ち葉の栞旅日記
健やかな旅しみじみと落ち葉踏み
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