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ロシア世界遺産の旅 ~15~

○ エカテリーナ宮殿

 絶対君主として君臨し、海を愛したピョートル大帝は、フィンランド湾を望むこの地に、1714年フランスはパリのヴェルサイユ宮殿をモデルに離宮建設を命じました。 1613年~1917年 300年のロシア王朝を今に伝えるエカテリーナ宮殿です。

Kaidantaki  入場して、正面階段を上がると、美しい天井画が目を引きます。

 その昔、ロシア領のカムチャツカで嵐に遭い漂流し、救助された大黒屋光太夫は、日本への帰国許可を得るために、極東の果てから首都ペテルブルグに辿り着き、皇帝エカテリーナ2世に謁見したのがこゝエカテリーナ宮殿のこの部屋だった事をガイドさんから聞いた時、ここでも遠い昔日本人との深い関わりを不思議な親しみと涙ぐむほどの感慨を覚えました。

 大黒屋光太夫のことは、次回に触れてみたいと思います。

 見学の最も期待されたのは 何といっても復元された 「琥珀の間」 です。

1717年にプロセイン王が、ピョートル大帝に贈った琥珀のモザイクで飾られていたのが、第二次世界大戦にドイツ軍によって琥珀をロシア国外に運び出され、現在もその行方は謎に包まれているそうですが、写真資料を元に、琥珀芸術の最高峰 「琥珀の間」 が復元されたのは2003年のことでした。

2007年に訪れた私たちは、幸運にも輝くばかりに幾十万個にも及ぶ彩とりどりに琥珀のモザイクで飾れれたこの部屋を、この目で称賛できた光栄は、何にたとふべきか、筆舌には尽くしえません。

 残念ながら、撮影は禁止されました。

       光太夫も訪ねし暑さの大宮殿

       「琥珀の間」 溜息しきりや夏の外

       歴代のロマノフ誇り夏盛ん

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