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28年目のカレンダー~続~

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 当時私は、幼い二人の娘の養育と生計のために、国際的評価の高い芹沢銈介の型絵染の美の世界を鑑賞する余裕すら無く、失礼ながら 「私の祖母がご幼少の芹沢銈介さんをおんぶした!!」 という驚きで聞いておりました

8  40年前のある日、民芸店で和紙に型染めされた芹沢銈介のカレンダーを目にし、明るい色調、おおらかで明解な作風に魅せられたのでした。

当時の私としては、高価な買い物で、財布の底をはたいての購入となり、胸が高鳴る思いで帰宅したのを今でもはっきりと思い出すことができます。

9  以来何の装飾も無い欅の額縁に納まって、月毎の芹沢芸術を楽しんでおります。

10  昭和59年(1984年) 芹沢銈介が88歳で世を去った時、祖母からもっともっと銈介さんのことを聞いておけばよかったと後悔いたしました。

 古いビューローの大引き出しには、1967年~1990年の間に求め続けた20年余りの、和紙の 「芹沢銈介型絵染カレンダー」がそれぞれ厚手の砧紙に包まれ今でも大切に納まっております。

11  今から十年ほど前の土用のころ、これらの古いカレンダーにも風を入れたいと、広げ始めた時の事でした。

何気なく懐かしさと美しい型絵染めに改めて見入っていた時、何と! カレンダーは、28年ごとに蘇る事に気がついたのです!。

 ここにも又もや私の気になる 「28」 に寄せる想いは尽きる事無く、永遠のものとなりました。

12  以来毎年28年目のカレンダーが、我が家の宝物となって壁に飾られております。

 ちなみに 2008年閏年は、1980年閏年、(昭和55年)のカレンダーが、再び脚光をあびる事となるのです。

 、、、、、とすると、 来年は昭和も83年なんですね。

       二十八年目の曝書に暦の蘇へり

       あな不思議!古りし暦の新たなり

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コメント

ぽち様
二十八年でカレンダーが蘇る
大発見ですね。初めて知りました。
二十数年ものカレンダー
貴方のこだわり 驚きです。一度見てみたいですね。
色褪せることもなく さすが人間国宝の作品
家宝ですね。

投稿: ふじ子 | 2007年10月25日 (木) 21時08分

 ♪ ふじ子さま
そうなんです! 大発見です!
七十有余年間、暦が二十八年毎に蘇ることなど、
一度も聞いた事もありませんし、この記事で
「はじめて知った!」 とおっしゃる方ばかりで、
何だか嬉しくなってしまいます。
これも私自身 「28」 の完全数へのこだわりからなのでしょうか?

投稿: ぽち | 2007年10月26日 (金) 08時39分

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