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作品集-12

  緊張の窯入れ

 釉薬を施し、いよいよ本焼きのための窯入れです。

互いに接触させないように細心の注意を払って、効率よく窯に収めるのです。 

 無造作に詰め込みしてしまうと、釉薬同士が融け合って、焼き上がった時にはしっかりと接着し合っているのです。

Yuugake  支柱を立て、棚を据えて、2段3段と 私のちいさな「マイコン電気窯」 (外形 710×750×650 コイル式 八角形) は、井戸茶碗と ぐい呑み の場合でしたら40個ほどで一窯分となりますが、ランプシェードの場合では、セットにして、せいぜい5~6個分と、その合間合間に小さな雑器を、これらも互いに触れないようにびっしりと詰めて、おもむろに、窯の蓋を閉じて、夕方6時のスイッチオンを待つのです。

          

Kodoyuugake    窯詰めや腰を撓めてそぞろ寒む

   おもむろに窯の蓋閉じ月仰ぐ

   窯詰めを了へてちゝろに我戻す

            窯の蓋閉じて良夜に脊をのばし

 ※ 釉薬のこと

 釉薬の生い立ちは、燃料の薪の灰が陶器に付着して、高温により 土との化学反応から融けてガラス状に変化して焼成されるとのことです。

 ですから、落ち葉や、枯れ木を燃やした灰で釉薬を作ることも可能です。

実際に陶友の一人が、ご自宅の庭で古木を灰にしたもので焼いてみたそうですが、電気やガス窯では所詮無理のようでしたが、部分的に焼き締めのような味も出たそうで、それはそれで納得されたようでした。

全くの初心者の私は市販の釉薬を使用したのは当然のことです。

 陶芸初心者は、多くの色を使いたがり、私も10種類ほどを焼成しましたが、結局はランプシェードは、白のスイヒ土に天然土灰釉を、茶碗類は、信楽並漉土75%と信楽赤土25%割合の粘土に、そば釉、織部釉などに落ち着きました。 

 そば釉で焼き上がった時の、あの地味な「そばがら色」の濃い地色に金粉を微細に鏤めた様は中々のものでした。

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コメント

ぽち様

マイコン電気窯って初めて知りました。便利な物
ですね。大きな窯

を持たなくても陶芸が出来るなんて、素晴らしいですね。いよいよ窯だし楽しみですね。

投稿: ふじ子 | 2007年10月 8日 (月) 20時59分

♪ ふじ子さま
コメント有難うございます。

 家庭用陶芸マイコン電気窯は、粘土遊び程度の狭い我が家にはうってつけの窯です。なにより亡母の粘土遊びに一役買った事に、満足しております。

 次回は逸る気持の窯出しです。さて!!

投稿: | 2007年10月 9日 (火) 08時41分

 ♪ ライムライトさん
素晴らしい深紅のバラの花束届きました!!

 齢この歳で、思いがけない誕生日をお祝いしてくださり、今感激しております。

 元気で長生きしていてよかった!!
      ありがとう!!
あなたも いつまでもお元気でね!
             ぽちより

投稿: ぽち→ライムライトさんへ | 2007年10月 9日 (火) 11時41分

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