作品集-5
半年間の初心者コースを習得してめでたく修了証書をいただきました。
その後は 「手び練りクラス」 と 「轆轤(ロクロ)クラス」のスキルアップの各クラスに分かれるのですが、私は念願の「轆轤クラス」へ進みました。
轆轤クラスには既に5年~8年のベテラン先輩の居並ぶ中に期待と不安を抱えてのお仲間入りとなりました。
焼き物の成形技術の中で、まさに花形といえるのが轆轤成形です。
これを習得すれば成形の楽しさはぐーんと広がるはずです。
「土練り三年 ロクロ十年」 という言葉通り轆轤は習得に年数のかかる技術のようです。 粘土の 「菊練り」が上手に出来てはじめてロクロへ挑戦できるという事のようです。
ロクロの基本は 「土ごろし」で、まず芯を保つことが大切です。
ロクロの中心に十分に練り上げた粘土の塊を置いて、手に水を付けながら粘土を両手で挟み、ロクロの回転をやや上げて上下に締める操作を何度か繰り返し、芯が決まり練った時の土の癖が無くなったらいよいよロクロ挽きの成形に入るのです。
、、、、、が、言うは易く行うは難し ロクロの回転に振り回されて、芯も中々決まらず、髪振り乱し、顔にまで泥を跳ね上げ悪戦苦闘のロクロへの初挑戦でした。
陶土冴え轆轤挽く手に湯気一縷
轆轤挽くまなこ一点寒の入り
余寒なほ革命めきて轆轤挽く
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