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トルコの旅日記 ~その5~

 石灰棚

 パムッカレのジェムフリエットの広場から、遊歩道入り口まで5分。石灰棚頂上まで徒歩で20分。 今まで見たこともない、真っ白な石灰棚が造りあげた不思議な空間に、思わず歓声を上げてしまう。  早春の陽を浴びて、青白いモザイクが、きらきらと輝く様は、美しい!! というより例え様もありません。  仮に、これが満月に眺められたとすると、、、想像するだけでも鳥肌がたつほど、幽玄の世界に埋没してしまいそうな錯覚さえ覚えます。

 私たちは思い思いに裸足になって、チョロチョロ流れる温泉水に、童心に還って戯れたのでした。  硬い石灰棚は、思っていたほど素足でも痛くなく、むしろ程よい刺激に癒されました。

Sekkaidana  石灰棚の手足いたわる磯遊び

 石灰棚の足裏くすぐる水温し

 石灰棚の田ごとの光春動く

          石灰棚の影のモザイク春光に

 パムッカレ~コンヤ間 450km 5時間 バス

 コンヤ

Kaitenbuyou  1037年~1261年 セルジュク・トルコ時代の首都として栄えたコンヤは、人口80万の都市で、旋回舞踊で有名な、メヴラーナ教の総本山の古都でもあります。        世界的に知られる 「メルヴァーナの舞」 は、印象的な白い衣装で、円を描きながら廻り踊る独特のスタイルは、旋回しながら、忘我の境地に達し、神と自分との合一を目指すものなのだそうです。   この画像は、鮮やかな青いタイルの尖塔が特徴の 「メヴラーナ博物館」 にある実物と見違えるほどの展示品です。  (旅友の正女さんの撮影です。)

   のどけしや旋舞の僧のトルコ帽   正女

 コンヤ~カッパドキア間 220km 3時間 バス

 旅の5日目は、大草原をひた走りつづけるバスの移動も、現地ガイドさんの巧みな日本語で、 セルジュク・トルコの首都として栄えた 「コンヤ」 の歴史や、中央アジアで、遊牧民生活のトルコ族がセルジュク朝を興し、ビザンチン帝国を破って、首都をコンヤに興した経緯も、少し疲れた私たちには、寝物語に聞こえたのでした。  ツアーコンダクターのK青年も、 世界3大料理であるトルコの食文化など、楽しいクイズやCDの音楽を聴かせて下さったり、学識豊かな話題などで、飽きさせる事もなく、 見渡す限り続く大草原のバスの旅でした。

   旅友の一句         

     果てしなく続く草原初の蝶   雅

 いつしか、カッパドキアの奇岩群を目の当たりにした時、 私たちは思わず大歓声をあげたのでした。 

   斑雪嶺(はだらね)の果てまで展く大草原

   残雪の茜に聳ゆトルコ富士

   大草原の果てまでれんげ田見当たらず

   下萌えの大地に群れて牛・ひつじ

   散在の一群れ毎の芽吹きかな

   みはるかすポプラ並木の霞みをり

   寄る辺なき大草原を春の風

   景一変みどりの消えし大自然

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コメント

昼休み恒例、ブログ拝見致しました。トルコの旅もいよいよクライマックスを迎えつつありますね。あなたの素晴らしい紀行文に刺激され、トルコへの旅を計画する人も多いのでは。。。
あなたの俳句にはポエジーがありますね。
次回のブログも楽しみにしております。

投稿: 正女 | 2007年6月13日 (水) 12時33分

♪ 正女 さま
いつもながら早速ご覧くださり有り難うございます。
あなたの「旋回の舞」の画像をいただき大変にたすかりました。これぞトルコですもの、、、!! 次回はいよいよカッパドキアです。 お楽しみに、、、 ぽち

投稿: ぽち | 2007年6月13日 (水) 14時59分

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