花フェスタ記念公園で、、

 しずてつオリジナル企画花を巡る11月は、岐阜県可児市にある「花フェスタ記念公園」の秋バラ鑑賞です。

平成7年に開催された花の博覧会「花フェスタ ’95ぎふ」の会場を 岐阜県が再整備して平成8年4月にオープンした県営の都市公園です。

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ナゴヤドームおよそ17個分 約80,7ha の広大な敷地に約7000種、3万株のバラが植えられ、世界に誇るバラ園です。
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 春には爛漫と咲き誇るバラたちを彷彿と思い浮かべながら 秋季世界のバラ園を巡ります。
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秋バラは春に比べ やや小形ながら むしろ花の色目は鮮明で、香り豊かです。

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 春は明るい日差しの下 豪華に咲くバラですが、秋は目にも鮮やかに色なお濃く 香りも高く咲き誇るバラたちを左見右見しながらの園内散策です。
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  私達が訪れた11月4日は、翌5日には終わる「秋のバラまつり」の前日だけに、少々拍子抜けの感も有りましたが、秋バラ特有の良い香りの中に 色づき始めた園内の紅葉が秋の風情を演出しておりました。

 バラの鑑賞に訪れた私ですが、何より私を喜ばせたのが、園内に入ると どこからか ♪~~~不思議な音色が聞こえてきました。
次第に近づくと、何やら珍しい楽器の生演奏ではありませんか! 

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 広大な園内に響き渡るのは日本では珍しいバグパイプの生演奏です。

 演奏は、Koji Koji Mohejiさん

 

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バグパイプはご存じ スコッチ・ツイードのスカートを履いて演奏するあの袋笛(風笛)ですが、バグパイプと云っても こじこじさんは スペインのガイタと云うバグパイプの演奏です。
ガイタの演奏者をガイティロと呼ぶそうです。

 日本ではバグパイプを演奏する人は100人ほどいらっしゃいますが ガイティロは10人程とか。しかも Koji Koji Moheji さんこと、小嶋佑樹さんは日本唯一のプロバグパイプ奏者です。

 広大な公園内で 折よく珍しい生演奏に出会えて、私は興奮の余り震える心をなだめながら 夢中で動画に収めました。

 日本では珍しいスペインのパブパイプ ガイティロの澄み渡った 秋空にふさわしい音色をどうぞお楽しみください!

 広大な公園内の一隅で、たまたま 珍しい貴重な楽器生演奏に出会えたことは 幸運としか言いようがありません。
 まさに「花より団子」ならぬ「花より袋笛」の公園散策でした。

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有名人の似顔絵クイズ

 静岡市の似顔絵漫画ナンバーワン作家 黒田富士雄さんの新作「有名人20人の似顔絵展」が2017年11月1日~12月15日まで静岡市葵区の秋山郵便局ロビーで開催されました。

 

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 2016年には「輝く女性似顔絵展」、「24人の有名人似顔絵展」を、今年も益々腕にヨリをかけて 20人の有名人の特徴を見事にデフォルメした力作を同郵便局ロビーで楽しんでまいりました。

 

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 独学で培われた独自の技法で、有名人の特徴や その人の真髄までを意識的に変形させる 探究心の成果を収めた似顔絵は 見る人をほんわかとした気分にさせてくれるのです。

 今回はお一人お一人の名前は敢えて伏せてご紹介しましよう。

   【誰でしょう?】

 

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 過去の人が お一人いらっしゃいましたね。

 

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 今回の20人の中でピカいち ニンマリ感が何ともいえません。

異国には鼻孔を膨らませて 国の権威を報道するこんな女傑も今や有名人になってしまったとは!
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 朝ドラでは怖~い顔して吠えていましたが、ホントは優しいいんですよ。

 お国では飢えて居る人が多いのに こんなに肥えてしまって~!       あぁ! やっぱりこの人も TVで見ない日も無いほど有名人?になってしまって~! 恐ろしいね。

こんなお顔で五・七・五の講釈を力説して人気絶頂中の人も。

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 お歳を召されても お美しい!

大河ドラマ「直虎」以来 超有名人になってお清まし顔。

 さて? いずれどなたか おわかりになりましたか?

正解はこの動画でご確認ください。

 BGMは、ヘンデルの合奏協奏曲ガヴォットです。

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松本城と白鳥

 ゆったり旅程 ほっこり溫泉 のんびりおしゃべり 地元の美味 格安宿泊 寄る年波を考慮してしての今回の2泊3日の旅は、静岡から52号線を信州までひた走り 途中石和で1時間のランチタイム休憩を取りながらの 往復すべてホテル送迎の快適なバス旅となりました。


 いよいよ秋到来 安定した秋空のもと 信州は松本城のお堀端に遊んでまいりました。
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 国宝松本城は、戦国時代の永正年間に造られた深志城が始まりで 現存している6階の天守の中で日本最古のお城です。

 黒と白のコントラストが、遠方に聳えるアルプスの山々に映えてどっしりと構え それはそれは見事な景観です。

 現在天守閣の建物を残すお城は 12しかありませんが、そのうち5重の天守はここ松本城と姫路城だけです。

ご覧のように外観は5重に見えますが内部は6階あり、3年前にたっぷり見学した経緯もあり、急な階段を巡るには悲しいかなこの高齢では到底無理と判断して、今回はお城の全景を眺めながら のんびりお堀端散策と成りました。

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 静かな水鏡のお堀では遠方から 睦まじい2羽の白鳥が、次第に私達の方に泳いでまいりました。
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私達の足並みに合わせるかのように 次第次第にお城の前まで来たときの事です。

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 赤い欄干の「埋橋」と目の前の松本城を同時に収まる格好の藤棚の下のベンチに陣取ったその時。2羽の白鳥はピタッと止まって 「遠方からのお客さん! ようこそ!」 とでも言っているのでしょうか?
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 嘴で丁寧に羽繕いを始め、水面に迫り上がりパタパタと羽を整えるパフォーマンスが始まりました。互いに何度も何度も繰り返してはおしゃれに余念がありません。
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 しかも ちょうど折よく私達の目の前で、小1時間 ひと時も休むこともと無く2羽は交互に丁寧に丁寧に毛づくろいのお披露目です。
 
 舞台は松本城と赤い橋の欄干の前での白鳥の舞の名演技です。
居合わせた観光客も 異国の旅人も固唾を呑んで見入っております。

 こんなに長々続くパフォーマンスは 願ってもないラッキーチャンスです。
充分眺めた最終盤でしたが 夢中で動画に収録して今回の旅の何よりの記念となりました。

 仲睦まじく小1時間の演技が終わると、2羽の白鳥は揃って埋橋に陰へと去っていったのです。 

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箱根元宮参詣

 箱根ガラスの森美術館の庭園散策、「ベネチアン・グラス2000年の旅展」を堪能して、箱根園での昼食後は
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 駒ケ岳ロープウエーで箱根元宮へ始めての参詣です。
駒ケ岳は箱根山地のほぼ中央にある海抜1,327メートルの火山です。


 山頂までは箱根園から1,800メートルを7分のロープウエーで到着です。
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 運行中のロープウエーから 芦ノ湖や周囲の山々など息を飲む大パノラマが楽しめました。

いよいよ山頂箱根元宮を目指します。
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  ↓  箱根元宮の由来
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 箱根駒ヶ岳山頂の元宮は、箱根神社の奥宮として1964年(昭和39年)に建立されました。
芦ノ湖畔の箱根神社には何度かお参りしたことがありますが、霊験あらたかな駒ケ岳山頂の本宮様参詣を果たすことが出来ました。

絵葉書にもある 芦ノ湖畔に見える箱根神社里宮の赤鳥居

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立派なお社 箱根里宮神社
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芦ノ湖畔の美しい社殿は里宮として現在の箱根神社です。

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 ロープウエーを降り、本宮までの足場の悪い小石混じりの山道は私のような老体には少々険しく 不揃いな段差の急勾配を 息も絶え絶えに何とか辿り着きました。

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山頂は平坦で火山特有の瓦礫剥き出し 荒寥とした凄まじさです。

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神様に最も近い中空のパワースポット、点在するケルンに私も小石を一つ積み上げて旅の無事を祈りました。

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ヴェネチアン・グラス二千年の旅展

 箱根ガラスの森美術館 ガラスのオブジェが飾られキラキラと光を放つ庭園散策のあとは、2017年4月29日~11月26日開催中の
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 古代ガラスの源流に見るロマン溢れるヴェネチアン・グラス二千年の旅展の鑑賞です。

 今から約二千年前古代ローマ帝国時代にガラスの製法が急激に発展しましたが ローマ帝国衰退の後は 水の都ヴェネチアのガラス職人たちの情熱と高度な技術で復活を遂げたと言われます。
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 創意工夫を施し、繊細で華麗な作品の数々は、ガラスでここまで出来るとは! 
  目を見張るばかりです。

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 ここはヨーロッパかしら?と思わせる瀟洒な館内は 幾部屋もの展示室が入り組み その天井画に至るまでが西欧芸術を思わせるのです。

古代ガラスの源流に見るロマン
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アッ! 触らないで~!  
いまにも折れてしまいそうな繊細さ!

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 「ガラスは文明のバロメーター」と云われるように、壊れやすい繊細なガラスを扱うには 心のゆとりがなければ洗練された文明は生まれないと、先にここを訪問された 古代ローマを精通されている漫画家ヤマザキマリさんはおっしゃっております。

 ロマン溢れる繊細華麗なヴェネチアン・グラスの撮影を許されて 撮影した十数点のスライドショーをご楽しみいただきたいと思います。

ほんの一部ですがご案内しましょう。

 流れるBGMはパッヘルベルのカノンです。
  ごゆっくりご鑑賞ください。

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箱根ガラスの森美術館庭園散策

 恒例の花を巡る9月のバス旅は、箱根は大涌谷の眺めも美しく箱根らしさを満喫できる箱根ガラスの森美術館の庭園散策からでした。
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 仙石原エリアにある箱根ガラスの森美術館に入ってすぐ目の前に広がる西欧風な建築物や広大な庭園には 
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 仙石原の風物詩でもある ”ススキ” をモチーフとしたオブジェ 丈約1.5mに100粒のクリスタルガラスの花穂

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 200本が秋空の下で7色に輝いています。
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 庭園の人気者のマガモが遊ぶ池には 高さ約9m 全長約10mに 約16万粒のキラキラと光を放つクリスタルガラスの回廊が そよ吹く風に輝くばかりです。
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 池の中央には ヴェネチア市立ムラーノ・ガラス美術館との姉妹提携のシンボル パッツオ・ドゥカーレ・シャンデリアがでんと構えています。
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 庭園からは 今なお煙を吐く大涌谷が目の前に見えます。

 

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誰もが興味深く見入ってしまうのが、不思議や不思議のオーナメントです。
西欧では幸せを呼ぶインテリアとして愛用されているマジックスパイラルは いつまでも見飽きることはありません。

これらの庭園散策をボッケリーニのメヌエットのBGMに乗せた動画でお楽しみください。

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中秋の名月回想

 平成二十九年の中秋の名月は十月四日でした。
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 過去の中秋の名月を遡ってみれば 平成二十三年は九月十二日、二十四年は九月十一日、二十五年は九月三十日 昨年は九月十五日 そして来年平成三十年は九月二十四日という具合に天文学的に満月は太陽、地球、月の位置関係で決まりますが、中秋の名月は必ずしも満月とは限りません。
因みに今年の中秋の名月は十月四日で 満月は二日後の十月六日でした。

日本人は事を始める時 特に冠婚葬祭には、大安とか仏滅など六曜を大変気にしますが 興味深いことに毎年中秋の名月は「仏滅」なのです。

それを解くカギは

陰暦の月と日付を足した数字から六を引いて割り切れれば「大安」 余りが一つなら「赤口」 二つなら「先勝」 三つは「友引」 四は「先負」 五は「仏滅」 と云うような方程式があるそうです。
それでは計算してみましょう。

  2017年10月4日の旧暦(陰暦)は8月15日ですから
  8+15ー6-6-6=5  余り5は「仏滅」  なるほど!

それはさて置き 去る年の中秋の名月を再現してみましょう。

数年前撮影した 静岡市駿河区丸子の吐月峰柴屋寺の名月へお供えの画像です。
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 「月々に月見る月は多けれど月見る月はこの月の月」 
詠み人知らずですが 
有名な歌にあるように 中秋の名月はたとえ仏滅と云われても 断乎決定的名月の鑑賞詩です。

 近頃我が家の周辺は高層ビルの林立で 自宅からのお月見はままならなくなりました。
今年の名月は たまたま旅行と重なって 折角の名月を愛でる余裕は残念ながらありませんでした。
おまけに、六日の満月はあいにく雨でした。

 八十路も五合目 寄る年波には勝てず、夜道は危険もあって、今後も名月鑑賞は期待できそうもありません。  そこで
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 次の二題の動画は 数年前静岡市駿河区の吐月峰柴屋寺 暗夜の庭園で次第に昇る名月と、その夜に収録した中秋の夜にふさわしい琵琶法師さながらの名演奏の動画です。




 10分間の琵琶演奏をごゆっくりお楽しみください。

 茶菓のご接待をいただいた後、暗夜の庭園のあちこちに揺れる 燭の灯りや虫すだく中 「祇園精舎の鐘の声、、♪、、」の琵琶の調べ延々十分間を撮影した動画を何度も何度も再生しては回想にふけるのです

  過去のブログ記事や、アップしたYou Tubeに保存されている私にとって貴重な動画を、いつでも何度でも見ることが出来る幸せは、パソコンとの触れ合い無しでは語ることができません。 

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掛川特産の葛布

 秋の七草の一つでもある葛(くず)は日本の各地に分布し、やせ地など放棄畑や道端に しつこいほど繁茂し 大群生をなしているのがよく見られます。
絡みつくようにびっしりと群生する葛のバイタリティには驚くばかりです。
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  盛夏には一日で一メートルも伸びて ともすれば 折角植林した若木に巻き付いてしまう 厄介な害草として嫌われる植物でもありますが、根っこからはデンプンが採れ葛粉となり 風邪を引いた時の葛湯とか京都の葛切りや料理など漢方薬にもなり食用にもなり、特に奈良県の吉野葛は有名です。


 葛は六月から九月にかけて その年に伸びた新しい蔓から採れる繊維の利用価値も高く、これからお話する「葛布」の原材料になることから 花は秋の七草のひとつに、根や蔓まで殆どが役に立つのです。
 害草と云われても「葛」は「屑」ではないのです。
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 私が「葛布」のことを最初に知ったのは、五十年ほど前 当時俳句を余生の楽しみとして、大野林火主宰「濱」同人だった伯父大石白夢の句集「」の装丁に 掛川特産の「葛布」が使われていた事に新鮮なカルチャーショックを覚えたことからでした。
以来 襖の張替えに、手織りの簾、色紙の掛け軸などを愛用してきました。
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 一昨年静岡市教育会館で開催された 俳句「藍四人展」で葛布に書かれた仲田藤車の句に目を奪われたことでした。
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 九月二十日の地方新聞に、静岡市駿河区の駿府匠宿で、掛川特産の葛布(くずふ)を使った伝統工芸品の「葛布展」が二十三・二十四日開催の記事を見て早速拝見してまいりました。
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 下の図 葛布老舗の川出幸吉商店さんのトレードマーク「葛布」(くずふ・かっぷ)は、掛川出身の江戸中期を代表する儒学者・書家でもある 細井広沢の書に依ります。

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 明治初期、初代川出幸吉さん考案の「襖地用葛布」の好評から 明治・大正・昭和・平成と葛布の老舗として のれんを守り続け、今回の展示会には五代目の川出英道さんが手掛けた座布団、草履、ハンドバック、財布など160点が並び、
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 特設された葛布織機での実演もつぶさに拝見することが出来ました。

おや! この写真は?
川出さん所蔵 蹴鞠の写真です。
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 蹴鞠袴や乗馬袴、裃や道中合羽など鎌倉時代から掛川の葛布が使われているのです。

 【葛布の蹴鞠奴袴】
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 肌感触のしなやかさ、履き心地の良さから葛布は古くから 蹴鞠の奴袴にも使われていた話や、織機に掛ける時は葛の繊維を水で湿らせてから織るとか、繋ぎ方の「葛結び」の説明など、五代目川出英道さんは 知識の浅い私の質問にも快く丁寧に説明してくださいました。
 
 お許しを戴いて動画収録をさせて頂きました。

 世界に誇る日本の伝統産業は 安価な外国産に圧されながらもその伝統を 後世に伝えて掛川の葛布は脈々と絶やすこと無く守られております。

葛布は無限の可能性を秘めているのです。

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敬老の日雑感

 朝8時 自治会長さんが「おめでとうございます」と、ずしっと重い包みを届けてくださいました。
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学区自治連合会から「敬老」の日 祝のお弁当に紅白饅頭やお菓子等 ひ孫の
ような小学生からの可愛いお祝いメッセージを添えた 心あたたまる贈り物です。
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  「今年私達町内で 生存されていらっしゃる高齢女性は 4組のYさん、1組のH子さん 次が貴女です。 おめでとうございます。
 これからもお怪我のないよう長生きしてください」 
  
えッ?  私が?」
 町内約80戸 推定人員200人余、内半数が女性100余人として、私が高齢女性生存者3人目とは! まさか! まさか!
いつの間にこんな歳になってしまったのかしら? いつの間に、、、
 
 お二人とも息子さんご夫婦やお孫さんと同居されての暮らしです。

 親子孫三世代の大家族構成で 幼い頃から年寄りを敬まいながら育った私たち昭和一桁世代にとって 近頃実子家族と同居生活の中でも 独り居での孤独よりも 言い知れぬ孤独感を余儀なくされていられる方があまりにも多いと聞きます。

 夫に先立たれて早56年が経ってしまいました。
当時4歳と1歳だった二人の娘も夫々嫁いで幸せそうな四半世紀余りが経ちました。
以来独り暮らしの私は 家族に守られ助けられながらの友人を羨ましくも思っておりましたが
 「独りが良いよ~、、、」と吐露する声が頻々と聞こえてまいります。 
 寂しい時代になりました。

 人生100年時代、長過ぎる老後をどう備えれば良いのでしょうか?
「独りが良いよ~」と云われても、押し寄せる不安や孤独にどう立ち向かったら良いのでしょうか?

 余儀なく独居にせよ 三世代同居にせよ 若い時には考えもしなかった自立して安楽な余生の暮らし方を 50歳代~60歳代で見つけることが出来れば 少なからず孤独を克服できるかもしれません。


 

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日本平山頂より初秋の富士

 天気予報に依ると 9月上旬は雨や曇りマークが目立ち いよいよ秋雨前線が近づいて来たかと思われます。
9月に入ると同時に手のひらを返したように温度計も急転直下、爽やかな秋到来を骨身に感じました。
 今日は夕方まで天気は大丈夫! 
そうだ! 日本平へ行ってみよう!

 9月5日 新静岡バスターミナル5番乗り場 日本平ロプウエー行き9時25分発50分ほどで日本平山頂ロープウエーに到着。
 天気晴朗、ミ~ンミ~ンと蝉が夏を惜しむように鳴いております。

 いつものように展望台への石段を登っていくと、けたたましいブルドーザーの音がします。 
新たに360度一望できる展望台の建設準備らしい。


春に訪れた時の 山頂にある満開のカワヅザクラを背景に「赤い靴を履いてた女の子」の母子像は、観光客にも地元の人にも親しまれております。
横浜の波止場から遠い国に行ったはずの赤い靴の女の子の事がどうして此処に?

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異人さんに連れられて横浜の波止場から船に乗ってアメリカに渡ったと云われている 日本平麓の清水区宮加三で生まれ育った赤い靴を履いた女の子「岩崎きみちゃん」は実は、病のために、、、

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 上の図3点は今年春 満開の桜の時季の撮影です。 

 おや? 母子像周辺が初秋とは言えどうも様子が違うのです。

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 春に先駆けてカワヅザクラが「赤い靴」母子像を守るように見事に咲いていた筈の様子が 初秋の景と云ってもどうも寂しいのです。

よくよく見れば、形良く伸びた桜の主幹がスパッと切り取られているではありませんか! 無残な姿です。

途切れもなく唸りを上げるブルドーザーの大音量に聞き取りにくく
 「展望台新設優先のために 桜の木が犠牲になってしまった! 折角形の良い桜の幹を無残にも切ってしまうなんて! 何ということをしてくれたんだ!」
傍らの地元のお年寄りが しきりに嘆いていらっしゃいました。 

「午後になると あの棚引く雲が次第に富士山を覆ってしまうんだ!良い時に来たね」と ご老人。
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 富士山を仰ぐには午前中が良いらしい。
 

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