箱根ガラスの森美術館庭園散策

 恒例の花を巡る9月のバス旅は、箱根は大涌谷の眺めも美しく箱根らしさを満喫できる箱根ガラスの森美術館の庭園散策からでした。
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 仙石原エリアにある箱根ガラスの森美術館に入ってすぐ目の前に広がる西欧風な建築物や広大な庭園には 
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 仙石原の風物詩でもある ”ススキ” をモチーフとしたオブジェ 丈約1.5mに100粒のクリスタルガラスの花穂

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 200本が秋空の下で7色に輝いています。
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 庭園の人気者のマガモが遊ぶ池には 高さ約9m 全長約10mに 約16万粒のキラキラと光を放つクリスタルガラスの回廊が そよ吹く風に輝くばかりです。
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 池の中央には ヴェネチア市立ムラーノ・ガラス美術館との姉妹提携のシンボル パッツオ・ドゥカーレ・シャンデリアがでんと構えています。
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 庭園からは 今なお煙を吐く大涌谷が目の前に見えます。

 

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誰もが興味深く見入ってしまうのが、不思議や不思議のオーナメントです。
西欧では幸せを呼ぶインテリアとして愛用されているマジックスパイラルは いつまでも見飽きることはありません。

これらの庭園散策をボッケリーニのメヌエットのBGMに乗せた動画でお楽しみください。

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中秋の名月回想

 平成二十九年の中秋の名月は十月四日でした。
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 過去の中秋の名月を遡ってみれば 平成二十三年は九月十二日、二十四年は九月十一日、二十五年は九月三十日 昨年は九月十五日 そして来年平成三十年は九月二十四日という具合に天文学的に満月は太陽、地球、月の位置関係で決まりますが、中秋の名月は必ずしも満月とは限りません。
因みに今年の中秋の名月は十月四日で 満月は二日後の十月六日でした。

日本人は事を始める時 特に冠婚葬祭には、大安とか仏滅など六曜を大変気にしますが 興味深いことに毎年中秋の名月は「仏滅」なのです。

それを解くカギは

陰暦の月と日付を足した数字から六を引いて割り切れれば「大安」 余りが一つなら「赤口」 二つなら「先勝」 三つは「友引」 四は「先負」 五は「仏滅」 と云うような方程式があるそうです。
それでは計算してみましょう。

  2017年10月4日の旧暦(陰暦)は8月15日ですから
  8+15ー6-6-6=5  余り5は「仏滅」  なるほど!

それはさて置き 去る年の中秋の名月を再現してみましょう。

数年前撮影した 静岡市駿河区丸子の吐月峰柴屋寺の名月へお供えの画像です。
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 「月々に月見る月は多けれど月見る月はこの月の月」 
詠み人知らずですが 
有名な歌にあるように 中秋の名月はたとえ仏滅と云われても 断乎決定的名月の鑑賞詩です。

 近頃我が家の周辺は高層ビルの林立で 自宅からのお月見はままならなくなりました。
今年の名月は たまたま旅行と重なって 折角の名月を愛でる余裕は残念ながらありませんでした。
おまけに、六日の満月はあいにく雨でした。

 八十路も五合目 寄る年波には勝てず、夜道は危険もあって、今後も名月鑑賞は期待できそうもありません。  そこで
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 次の二題の動画は 数年前静岡市駿河区の吐月峰柴屋寺 暗夜の庭園で次第に昇る名月と、その夜に収録した中秋の夜にふさわしい琵琶法師さながらの名演奏の動画です。




 10分間の琵琶演奏をごゆっくりお楽しみください。

 茶菓のご接待をいただいた後、暗夜の庭園のあちこちに揺れる 燭の灯りや虫すだく中 「祇園精舎の鐘の声、、♪、、」の琵琶の調べ延々十分間を撮影した動画を何度も何度も再生しては回想にふけるのです

  過去のブログ記事や、アップしたYou Tubeに保存されている私にとって貴重な動画を、いつでも何度でも見ることが出来る幸せは、パソコンとの触れ合い無しでは語ることができません。 

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掛川特産の葛布

 秋の七草の一つでもある葛(くず)は日本の各地に分布し、やせ地など放棄畑や道端に しつこいほど繁茂し 大群生をなしているのがよく見られます。
絡みつくようにびっしりと群生する葛のバイタリティには驚くばかりです。
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  盛夏には一日で一メートルも伸びて ともすれば 折角植林した若木に巻き付いてしまう 厄介な害草として嫌われる植物でもありますが、根っこからはデンプンが採れ葛粉となり 風邪を引いた時の葛湯とか京都の葛切りや料理など漢方薬にもなり食用にもなり、特に奈良県の吉野葛は有名です。


 葛は六月から九月にかけて その年に伸びた新しい蔓から採れる繊維の利用価値も高く、これからお話する「葛布」の原材料になることから 花は秋の七草のひとつに、根や蔓まで殆どが役に立つのです。
 害草と云われても「葛」は「屑」ではないのです。
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 私が「葛布」のことを最初に知ったのは、五十年ほど前 当時俳句を余生の楽しみとして、大野林火主宰「濱」同人だった伯父大石白夢の句集「」の装丁に 掛川特産の「葛布」が使われていた事に新鮮なカルチャーショックを覚えたことからでした。
以来 襖の張替えに、手織りの簾、色紙の掛け軸などを愛用してきました。
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 一昨年静岡市教育会館で開催された 俳句「藍四人展」で葛布に書かれた仲田藤車の句に目を奪われたことでした。
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 九月二十日の地方新聞に、静岡市駿河区の駿府匠宿で、掛川特産の葛布(くずふ)を使った伝統工芸品の「葛布展」が二十三・二十四日開催の記事を見て早速拝見してまいりました。
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 下の図 葛布老舗の川出幸吉商店さんのトレードマーク「葛布」(くずふ・かっぷ)は、掛川出身の江戸中期を代表する儒学者・書家でもある 細井広沢の書に依ります。

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 明治初期、初代川出幸吉さん考案の「襖地用葛布」の好評から 明治・大正・昭和・平成と葛布の老舗として のれんを守り続け、今回の展示会には五代目の川出英道さんが手掛けた座布団、草履、ハンドバック、財布など160点が並び、
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 特設された葛布織機での実演もつぶさに拝見することが出来ました。

おや! この写真は?
川出さん所蔵 蹴鞠の写真です。
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 蹴鞠袴や乗馬袴、裃や道中合羽など鎌倉時代から掛川の葛布が使われているのです。

 【葛布の蹴鞠奴袴】
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 肌感触のしなやかさ、履き心地の良さから葛布は古くから 蹴鞠の奴袴にも使われていた話や、織機に掛ける時は葛の繊維を水で湿らせてから織るとか、繋ぎ方の「葛結び」の説明など、五代目川出英道さんは 知識の浅い私の質問にも快く丁寧に説明してくださいました。
 
 お許しを戴いて動画収録をさせて頂きました。

 世界に誇る日本の伝統産業は 安価な外国産に圧されながらもその伝統を 後世に伝えて掛川の葛布は脈々と絶やすこと無く守られております。

葛布は無限の可能性を秘めているのです。

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敬老の日雑感

 朝8時 自治会長さんが「おめでとうございます」と、ずしっと重い包みを届けてくださいました。
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学区自治連合会から「敬老」の日 祝のお弁当に紅白饅頭やお菓子等 ひ孫の
ような小学生からの可愛いお祝いメッセージを添えた 心あたたまる贈り物です。
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  「今年私達町内で 生存されていらっしゃる高齢女性は 4組のYさん、1組のH子さん 次が貴女です。 おめでとうございます。
 これからもお怪我のないよう長生きしてください」 
  
えッ?  私が?」
 町内約80戸 推定人員200人余、内半数が女性100余人として、私が高齢女性生存者3人目とは! まさか! まさか!
いつの間にこんな歳になってしまったのかしら? いつの間に、、、
 
 お二人とも息子さんご夫婦やお孫さんと同居されての暮らしです。

 親子孫三世代の大家族構成で 幼い頃から年寄りを敬まいながら育った私たち昭和一桁世代にとって 近頃実子家族と同居生活の中でも 独り居での孤独よりも 言い知れぬ孤独感を余儀なくされていられる方があまりにも多いと聞きます。

 夫に先立たれて早56年が経ってしまいました。
当時4歳と1歳だった二人の娘も夫々嫁いで幸せそうな四半世紀余りが経ちました。
以来独り暮らしの私は 家族に守られ助けられながらの友人を羨ましくも思っておりましたが
 「独りが良いよ~、、、」と吐露する声が頻々と聞こえてまいります。 
 寂しい時代になりました。

 人生100年時代、長過ぎる老後をどう備えれば良いのでしょうか?
「独りが良いよ~」と云われても、押し寄せる不安や孤独にどう立ち向かったら良いのでしょうか?

 余儀なく独居にせよ 三世代同居にせよ 若い時には考えもしなかった自立して安楽な余生の暮らし方を 50歳代~60歳代で見つけることが出来れば 少なからず孤独を克服できるかもしれません。


 

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日本平山頂より初秋の富士

 天気予報に依ると 9月上旬は雨や曇りマークが目立ち いよいよ秋雨前線が近づいて来たかと思われます。
9月に入ると同時に手のひらを返したように温度計も急転直下、爽やかな秋到来を骨身に感じました。
 今日は夕方まで天気は大丈夫! 
そうだ! 日本平へ行ってみよう!

 9月5日 新静岡バスターミナル5番乗り場 日本平ロプウエー行き9時25分発50分ほどで日本平山頂ロープウエーに到着。
 天気晴朗、ミ~ンミ~ンと蝉が夏を惜しむように鳴いております。

 いつものように展望台への石段を登っていくと、けたたましいブルドーザーの音がします。 
新たに360度一望できる展望台の建設準備らしい。


春に訪れた時の 山頂にある満開のカワヅザクラを背景に「赤い靴を履いてた女の子」の母子像は、観光客にも地元の人にも親しまれております。
横浜の波止場から遠い国に行ったはずの赤い靴の女の子の事がどうして此処に?

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異人さんに連れられて横浜の波止場から船に乗ってアメリカに渡ったと云われている 日本平麓の清水区宮加三で生まれ育った赤い靴を履いた女の子「岩崎きみちゃん」は実は、病のために、、、

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 上の図3点は今年春 満開の桜の時季の撮影です。 

 おや? 母子像周辺が初秋とは言えどうも様子が違うのです。

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 春に先駆けてカワヅザクラが「赤い靴」母子像を守るように見事に咲いていた筈の様子が 初秋の景と云ってもどうも寂しいのです。

よくよく見れば、形良く伸びた桜の主幹がスパッと切り取られているではありませんか! 無残な姿です。

途切れもなく唸りを上げるブルドーザーの大音量に聞き取りにくく
 「展望台新設優先のために 桜の木が犠牲になってしまった! 折角形の良い桜の幹を無残にも切ってしまうなんて! 何ということをしてくれたんだ!」
傍らの地元のお年寄りが しきりに嘆いていらっしゃいました。 

「午後になると あの棚引く雲が次第に富士山を覆ってしまうんだ!良い時に来たね」と ご老人。
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 富士山を仰ぐには午前中が良いらしい。
 

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9月6日

 9月に入ると我が家のBGMは、パヴァロッティの歌声が流れます。

 9月6日はパヴァロッティの命日です。
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 2006年2月10日 イタリアのトリノで開催された冬季オリンピックで氷上の舞姫 荒川静香さんが奇遇にもあの曲で金メダルに輝いたたことは、今でも鮮明に思い出されます。

あの日 トレードマークの白いハンカチを手に歌うバヴァロッティ
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 開会式のフィナーレを飾った世界三大テノールの一人 ルチアーノ・パヴァロッティが黒いマントで歌ったプッチーニのオペラ 「トゥーランドット」の「誰も寝てはならぬ」を 膵臓がんに侵された身体でありながら 悲壮な決意での熱唱は 強烈な印象として私の心に脳裏に強烈に焼き付いております。
これが パヴァロッティ人生最後の大ステージだったとは思いもしませんでした。

 毎年9月の声を聞くと TVのあの感動の映像もさめやらぬ翌年2007年9月6日のニュースで知ったパヴァロッティーの訃報に、驚きと言い知れぬ悲しみが昨日の事のように甦ってまいります。

you bube で故郷モデナでの国葬クラスとも云われる テノールの巨匠を弔う イタリア国旗3色の飛行雲のアクロバット国軍機編隊飛行の大空に轟く爆音。
 
パヴァロッティの功績への賛辞と モデナ市民の深い悲しみの映像は、涙なしでは見られない感慨深いものでした。

 世紀のテノールの巨匠とは言え、ステージではタキシード姿で手にする白いハンカチは 余りにも有名なトレードマークですが、その上ズボンのポケットに「おまじない」として折れ釘を忍ばせて歌うとか、
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 体型を隠す為に
華やかなエルメスの大判スカーフがお気に入りだとか、
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 1990年7月ローマのカラカラ浴場遺跡での三大テノールに依る世紀の大共演でのアンコール 「オ・ソレ・ミーオ」の大袈裟なビブラートを効かせて おどけた歌いっぷりなど 枚挙に暇もない俗人と変わりない茶目っ気ぶりに親近感を覚えます

「キング・オブ・ハイC」と神様に祝福された声と評された二十世紀の最も美しいテノール歌手 クラシック音楽界のスーパースターは遠い異国の しかも今はこの世の人ではありませんが、伸びやかに歌うカンツォーネを聴く度に私の心は和らぐのです。
  白露に消えた永遠のアイドルです。

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十団子

 JR静岡駅北口バス乗り場、国道藤枝線 四十分ほどで「宇津ノ谷入り口」(以前 明治トンネル撮影の時にも下車しました)バス停に到着します。
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 国道1号線の大動脈に横たわる長い歩道
橋を渡リ 山ふところへ向かって数分も歩けば、この時季にはカナカナカナ~とひぐらし蝉の谺に涼気を覚えます。 
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この先には旧東海道峠登り口のある宇津ノ谷集落があります。
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静岡市駿河区宇津ノ谷集落には、知る人ぞ知る 秀吉から「羽織」
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(上画像はネットよりお借りしました)


を拝領された「お羽織屋」など十数件の古い家並みの中ほどの
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路地を入り 
朱色の欄干の橋を渡ると「十団子(とうだんご)」で知られる曹洞宗 慶龍寺があります。
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  弘法大師の作と言われる延命地蔵尊、十一面観音菩薩がご本尊として祀られ、毎年八月二十三・二十四日には縁日で賑わいます。
慶龍寺境内にでんと腰を据えた苔むした石碑をよく見ると

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 「十団子も小粒になりぬ秋の風」 有名な森川許六の句碑です。
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 秋風吹く旅すがら 
軒先に魔除けとして吊るされている「十団子」をみて ただでさえ小さいのに冷たい秋風が吹いて一層小粒になったと許六が詠み 芭蕉も絶賛した句と言われます。

 「十団子」を知らない方がたは、みたらし団子か三色団子か?はたまた? 想像をめぐらしているとか。

 * 慶龍寺縁日で売られている「十団子(とうだんご)」の由来は

 昔、宇津ノ谷峠に旅人を喰う鬼が現れ、在原業平の祈願に依り、地蔵菩薩が旅僧に姿を変えて、鬼と対決しました。
旅僧が、人間に化けた鬼に「正体を現せ!」と云うと 大鬼に変身したので、「小さくなれるか!」と云うと鬼は小さな玉となって、旅僧の掌に乗りました。旅僧は持っていた杖でその玉を十粒に砕いて飲み込みました。
それ以来鬼の災いが無くなり、道中守護の為に「十団子」が作られるようになったと言われます。
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 白い餅を直径五ミリほどに丸め 十粒ずつ幾重にも数珠つなぎした魔除けの「十団子」は 昔は保存食でもあったそうですが、今では魔除けとして軒に吊り下げるのです。

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超ドSフェスタしずおかへ 

えっ?  超ドSって?   ドSってどう言う意味? 
首をひねったのは私だけなのでしょうか?

超はより優れた、ドは強めの助詞、Sは静岡県人と、勝手に解釈してみました。
強烈な
表現ですねぇ! 
しずおかを元気づける夏まつりらしい。
 ド高齢者の私は参加できるのでしょうか? 
とにかく行ってみましょう。

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 沖縄が返還された1972年に「ふるさと再生発見」を謳って 1999年まで28回を重ねた「フェスタ静岡」が閉幕され 18年ぶりに静岡市で復活する夏祭りイベントが 2017年8月18日から3日間 静岡市葵区の駿府城公園で開催されたのが 「超ドSフェスタしずおか」です。

 あれから18年も経っていたなんて! 
    月日の経つのは早いものです!
 あの「フェスタ静岡」(静岡新聞社・静岡放送主催、静岡市特別後援)が より魅力的に 日頃おとなしい静岡県民に 「もっと動こう! もっと楽しもう! しずおか人よ!」と ド活を入れての再開です。

ひゃ~! やっぱり子供連れや、若い人ばかり~!
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 30度を超す蒸し暑い駿府城公園内では

野外ライブを繰り広げる「ミュージック」、駿府城への理解を深める「カルチャー」、カレーの名店が出店する「フード」の3部門を中心に色々な企画が展開された3日間でした。
 

、、でした。と言っても主な催しを覗けば、人気歌手や若手アーティストに依る歌謡ショーなど 野外音楽ステージが繰り広げられたり、若者に人気のカレーのワールドカップ人気投票など 熱気ムンムン大混雑の園内では高齢の私など立ち入る場はないようです。
ところが、

有りました有りました。舟で楽しむ駿府城です。
身長100センチ以上なら もちろん無料の整理券での乗舟です。

遠い昔の懐かしい中堀の風景が蘇っています。
50年前の高度成長期先駆けの風景が蘇っているのです。
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 巽櫓(たつみやぐら)と坤櫓(ひつじさるやぐら)を結ぶ 乗り合い和舟(葵舟)や 50年ぶりに復活の手漕ぎボート(葵ボートの)が ゆらりゆらりと中堀にお目見えするということですが、私は乗舟よりも撮影を楽しんで参りました。
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 東御門橋の元の乗舟場は、すでに長蛇の列です。
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 中堀を観光資源として生かそうと活動する市民グループ「駿府城中堀めぐり舟実行委員会」が中心となり、事業を進めています。

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和船 「葵舟」は身長100センチ以上 定員6名
道行く人は珍しそうに涼し気な舟遊びを眺めております。

ゆら~りゆらりと、30分の遊覧を楽しんだ乗舟者は静岡の街を そして石垣に見る歴史に 新たな発見があったでしょか?

1917年に製造された歴史ある舟(葵舟)は、東御門橋を起点に巽櫓(たつみやぐら)から坤櫓(ひつじさるやぐら)までの中堀を約30分の景色を楽しむのです。
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 例え撮影だけでも 蒸し暑さも忘れて こんな粋なフェスタに 高齢の私も参加できたのです。
3日間で述べ20万人が楽しみ まつりは大成功だったそうです。

 「超ドS」のスローガンはこれでおわらせてはなりません。
願わくは
これを機会に「葵舟で中堀遊覧」観光企画を。

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蓮華寺池公園の蓮の花

 東海道の宿場町として、品川からかぞえて二十二番目にあたる藤枝宿は、問屋場の宿場駅、田中城の城下町として栄えてきました。

下のタイル絵は、JR東海道線新蒲原駅玄関前の路上に嵌め込められた「東海道五拾三次」の一枚です。
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 藤枝市 旧東海道は今では商店街になっております。
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 静岡県藤枝市のほぼ中心地にある 四季を通じて市民の憩いの場所と成っている「蓮華寺池公園」は、東京ドーム約六個分もあり、周囲千五百メートルの池を中心に 梅、椿、桜、シャクヤク、藤、つつじ、蓮など四季の花々を楽しめむことができます。 
中でも私は「藤」と「蓮」が咲く頃が好きでよくここを訪れます。

 「蓮華寺池」は、慶長十八年(1613年)に灌漑用水として村人総出で掘った人工池として田畑や生活用水に貴重な水資源となりました。

近くにお住まいだった藤枝出身の今は亡き作家小川国夫さんも この池の周辺をこよなく愛され、下駄履きでよく散策されたそうです。

 「暑いのによく出かけるわねぇ」と呆れられながら、待ちに待った梅雨が明けた7月19日の午後 しずてつ路線バス「藤枝駅行き」で約一時間ほどかけて 蓮の花を見に行って参りました。
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ぱっと咲く蓮の開花は早朝と云いますが、距離的には無理なこと、炎暑のこの時季は片陰を選んで参ります。
蓮の花を愛でながら 蓮特有の香放つ池の周辺を散策することがこの時季の私の楽しみの一つです。
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 七月に入って咲き始め、まだまだ蕾も多く見られますが
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 もはや花片も散って如雨露(じょうろ)の口のような蜂の巣の形状もあちこちに見られます。
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 やがて 種子の詰まった蜂巣も褐色に変わり 秋が次第に訪れるのです。 
 蓮は蓮(はちす)とも呼ばれます。  
なるほどね。

付記
冒頭の東海道五十三次タイル絵は、JR東海道線「新蒲原駅」玄関前の歩道にはめ込まれております。
 五十三枚の絵タイルを一枚一枚撮影した画像をムービープロジェクトした動画です。 
お楽しみください。
 

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花パークフィオーレ小淵沢のカサブランカ

 しずてつオリジナル企画「花を巡る」8月の旅は、山梨県北杜市「花パークフィオーレ小淵沢」 ひまわりとカサブランカの花畑散策日帰りバス旅でした。

 8月5日は、迷走豪雨長寿台風5号の進路予想報道を気にしながら、蒸し暑さを覚悟しての出発でした。
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 新清水ICから国道52号線を六郷ICへの道すがら山間に見え隠れする富士山もすっかり夏の姿です。
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 増穂PAから双葉JCT~中央道~小淵沢ICへと途中休憩を挟みながら小淵沢の花パークフィオーレには11時50分に到着しました。
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 山梨県北杜市の「花パークフィオーレ小淵沢」は、標高1000m 富士山、南アルプス、八ヶ岳の大パノラマを望みながら、四季折々の花が咲き誇る公園といわれ、16ヘクタールもある広大な丘陵地帯には幾種類もの宿根草が四季を彩り 当初第3セクターが運営していたものを余りの広さに運営困難となり、北杜市が買い取り無料で開放されたと言われます。

 広いお花畑散策の前に 先ずはランチタイムを楽しみます。

地元で採れた 野菜スパイスカレー・トマトカレー、地鶏、牛・豚肉をふんだんに取り入れた若向きも良し。
何より珍しい新種5色のミニキャロット、彩り良いズッキーニや宝石のような色とりどりのミニトマト、歯応えも甘味も自慢のトウモロコシなど 思わずカシャット撮影してしまいました。 
野菜そのものの素朴な美味しさを お好みのドレッシングでどうぞ!

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 ここは知る人ぞ知る地産地消 地元で採れた野菜をふんだんに取り入れた自然食品自慢のバイキング形式の昼食です。
外界の蒸し暑さも忘れ レストランを吹き抜ける心地よい高原の涼風に食欲も増進! 
自然界の贈り物を存分にいただきました。

 実は はじめて訪れる「花パークフィオーレ」を事前にインターネットで調べて見れば 16ヘクタールもの広大な台地の花パークについての評判は 例えば、花パークと言っても花が無かったとか、荒涼とした台地だったとか、余り芳しいものではありませんでした。
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 という事で、当初個人的には大した期待もなく参加した今回の旅でしたが、整列するコキアの道の先には色とりどりの宿根草が美しく咲き乱れているではありませんか! 
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 私の開いたインターネットには一言も触れていなかった咲き始めた「カサブランカ」の見事な光景を目の前に一同思わず、、、
  「わぁ~! 素晴らしい~!」 感嘆の声! 
 

 ご覧ください! カサブランカの群生を! 中空の白亜の世界を!
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 純白な大輪の花を咲かせ 華やかで気品があり、ユリの女王とも呼ばれる『カサブランカ』 は、オランダで作られて世界的なブームに乗って日本でも結婚式などに華麗に彩られ 高価な花として珍重されています。

 「花のない花パーク」だなんて悪口を叩いたのは誰ですか?
見渡す限り咲き誇る純白の大輪『カサブランカ』の群生です。
 しばらくは呆然と立ち尽くしてしまいました。

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辺り一面上品な芳しい香りを放ち 正に花王国のプリンセスです。
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 甲府盆地を眼下に 中空のカサブランカのお花畑は「花パークフィオーレ」の今正に主役を演じています。
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 因みに、もう一つ夏の主役の筈のヒマワリはこれからのようです。

 

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