静鉄路線バスの「ナビタイム」

 ややこしい文面ですが、ご一読いただければ嬉しゅうございます。

2~3年前までは苦にもならずに歩いた名所旧跡巡りも、寄る年波には勝てず、体力や脚力と相談しながら計画しなけばなりません。

【静鉄路線バスの座席の背もたれ裏側に貼られたステッカーImg_3388

 「NAVITIME 新検索サービスSTART!」が気になっていた矢先、このたびパソコンサロンゆうらくさんでの講座で使い方を教えていただいて 先日興津の清見寺さんへは マイカーに縁のない私は このトータルナビ検索を活用して気軽に行って参りました。

 日本最大級のナビゲーションサービス「NAVITIME」との連携により、バスの移動だけではなく、徒歩や鉄道など複数の移動手段に対応した「トータルナビゲーション」が2018年3月12日から利用出来ることになりました。

 

Img_3396

 目的地まで 最適なルートを 迷わず気楽に利用できる IT時代の最先端 パソコンやスマホで検索すれば、バスや電車の移動手段、所要時間、乗り換え回数、のりばの地図、ルート、運賃、発車時刻から到着時刻等など即座に把握できると云う 誠に便利なナビゲーションなのです。

 まずパソコンやスマホで 「静鉄バス」を表示させ、出発バス停、到着バス停、出発日と出発おおまかな時刻を入録して検索。

例えば、興津の清見寺へ行く場合、
自宅近くのバス停から、清見寺前バス停までを検索します。

Img_3389
即座に バスや電車利用の所要事項が確認出来るのです。

下図は JR静岡駅から清見寺まで 電車とバスを利用して検索の場合 JR静岡駅13時20分の電車に乗れば JR興津駅前からはバスで13時53分には清見寺前に到着。料金は電車バス共で490円。

Img_3390
路線バスから鉄道への対応、 
もちろん帰りの必要事項も確認できるのです。
Img_3391

*1時間に1~2本のバス運行地域では、是非利用したい項目です。
 
これは便利です! 早速先日の興津清見寺までは 静鉄バスナビタイム検索で 予めバス・電車の発車時刻の把握が出来て 大いに役立った事は云うまでもありません。

ところが、、、

Img_3429
 

 今まで便利に利用していた バス停でのイライラ感解消の なかなか来ないバスの現在位置を示してくれた バス接近情報 たとえば3っつ前の停留所を出ましたとか、ひとつ前の停留所を出ましたなどのバスロケ標柱のサービスは これを以って終了してしまいました。 

ナビタイム新検索サービスシステム開始で ごもっともな事ですが、バスが頼みの高齢者の一人として寂しいです。
   
これに反映して、イライラしながらバスを待つ方には、

Img_3430

バスの現在位置をスマホで確認できる QRコードが標柱にあります。 

 こうして世の中すべてがスマホ優先時代になって行くのです。

婆のつぶやきブログをご高覧いただきまして、ありがとうございました。

 

| | コメント (2) | トラックバック (0)

五百羅漢さま

  爽やかな日和に恵まれて、清見寺さんの五百羅漢さまにお会してまいりました。
Cimg1518

「清見寺」さんは静岡市清水区興津地区にあり、JR東海道本線 興津駅から西へ約3キロ、旧東海道に面しております。
清水港や、三保の松原を望む高台に在る清見寺(西暦650年創建)は、「臨済宗妙心寺派」でご本尊は釈迦如来さま。

【扁額に「東海名區」と書かれた総門】
Cimg1490_3

清見寺さんへは、石段を登るも良し、なだらかな坂道を歩くも良し。

Cimg1541

 明治22年頃には清見寺の境内を横切って東海道本線が開通していたそうですが、

Cimg1531_2

石段を登り総門を潜り 左手にJR東海道線のなだらかな高架橋を渡って入場いたします。

Cimg1493

 境内は、約6千坪、遥かに駿河湾・・・今は当時の面影は全く見られませんが、昔は清見潟と呼ばれ 私の幼い頃は、この辺りは「袖師海水浴場」となって広い砂浜が開け 毎年海水浴を楽しんだ思い出が蘇ってまいります・・・が望めます。
Cimg1496

 国の名勝に指定された美しい庭園には、徳川家康公お手植えの「臥龍梅」があり、 
 【臥龍して法の教えへを聞くほどに梅花の開く身となりにけり】 
と昭和12年にご来遊の折に詠まれた与謝野晶子の詠歌はこの「臥龍梅」です。

Cimg1497

 本堂左手奥の「後生車」を回しながら懺悔を済ませて 羅漢さまを拝観することにしました。

Cimg1514

山の斜面には皆一様に 遥か清見潟の方に向かって鎮座まします五百羅漢さま。天を仰ぐ人、笑う人、読経の僧、楽器を爪弾く人、読書の人、様々のお姿の中に亡き人を偲び、供養し冥福を祈ります。

Cimg1504


 ここからは江戸中期仏教の興隆を祈って彫像された 苔むした五百羅漢さまの石像群との対話をゆっくりと楽しむのです。
Photo_6

 対話を楽しむと云えば、明治26年清見寺を訪れた島崎藤村の小説「桜の実の熟する時」の最終場面にも登場するように 誰かしら知った人に会えるのです。
祖父の顔が、父や亡夫の顔が、走馬灯のように甦ってくるのです。

ムービープロジェクトをお楽しみ下さい。
(流れるBGMは、マスネの歌劇 「タイスの瞑想曲」です)

さわさわそよぐ薫風の中 心洗われたひとときでした。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

「やぶきた」母樹

 巷の華々しい喧騒を離れ、黄金週間のなか日の5月1日は穏やかな晴天に恵まれて 静かな県立美術館へのプロムナード散策を楽しみました。
Cimg1468
実は「県立美術館」は3月から6月まで内装工事で本館は休館中ですから、ここを訪れる人は殆ど皆無で、ゆったり散策には申し分ありません。
Cimg0661_2
静鉄路線バス シニア特権の「しずてつ大御所パス」を利用して、始発新静岡より「県立美術館行き」30分ほどで、小高い丘の上の終着停留所に到着。
小一時間ほどかけてゆっくり下りながら新緑のプロムナード散策を楽しむのです。
 ゴールデンウィーク中でありながら 「県立美術館」終着停留所で下車したのは私たった一人 バスのドライバーさんにはお気の毒の閑散さです。 
Cimg1475
 これより小鳥のさえずりも聴かれる緑豊かな なだらかな坂道をのんびり下りながらの散策を楽しむのです。
木漏れ日の下、フィトンチッドを浴びながらの散策は 五月ならではの最高の条件が整っているのです。

【百十余年のやぶきたの原樹】
Cimg1482
 五月といえば新茶の季節 バス停「プロムナード入り口」の傍らには、見逃してはならない「やぶきた」の母樹が 老木となっても萌え始めた新芽は耀くばかりです。

 「やぶきた」は、1908年(明治41年)に静岡県安部郡有度村(現静岡市)の篤農家、杉山彦三郎さんが在来種の中から見つけた品種です。
ヤブを切り開いた茶畑の北側で発見された為に「やぶきた」と名付けられたそうです。
、、が、発見からしばらくは表舞台に出ることはなく、静岡県立農事試験場で始まった茶樹の育成試験でようやく光が当てられ、1955年(昭和30年) 
・・・(あれッ!私が結婚した年ではありませんか! (*´∀`))・・・ 静岡県の奨励品種となりました。

 現在、日本にあるヤブキタは全てこの樹から分かれたものだそうで、春先の遅霜(おそじも)にあいにくく、芽の伸びが良いことなど優れた特性をもって爆発的に普及し、平成11年には静岡県における茶園の90%以上を占めるようになっているそうです。

 日本茶の80%を占めるほど有名な品種「やぶきた」の母樹がここに在ることが誇らしく 繁々と見入ってしまいました。

 誇らしいと云えば、駿河区丸子赤目ヶ谷にある、「日本紅茶」の原木をご紹介しましょう。

【丸子は日本紅茶発祥の地】
Photo

【丸子に茶園を開いた多田元吉翁の碑】

Img_2303
 旧幕臣の多田元吉が、徳川第15代将軍慶喜によって払い下げられた静岡市丸子に移住して、明治初期に紅茶の技法を根付かせました。
Cimg9437
静岡市駿河区丸子赤目ヶ谷の「長源寺」の傍「起樹天満宮」境内に日本紅茶の原木と吉田元吉翁の石碑が見られます。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

丁子屋 Before After

  静岡でとろろ汁と云えば、真っ先に丸子の「丁子屋」があげられます。
4d0a60206e48abd460cebcf4e3a4af45698
歌川広重の浮世絵 東海道五十三次にも描かれている「とろろ汁屋」としても有名です。
 創業は慶長元年(1596年)ですから今から422年前という長い歴史を誇る老舗です。

 梅若菜まりこの宿のとろろ汁   

     芭蕉(1644ー1694)

 芭蕉の門弟 大津の俳人 乙州(おとくに)が江戸に発つ時 餞別として詠んだ芭蕉も ここでとろろ汁を賞味されたのですね。
Photo

 浮世絵に描かれた丁子屋を再現した建物 築350年余りの茅葺屋根の古民家は、昭和45年(1970年)に移築されたものだそうです。
上の画像は、2014年に撮影した「丁子屋」です。

 「丁子屋」のシンボル 茅葺屋根は、江戸初期の古民家をここ丸子に移築して40年余り経過し、茅の傷みが進んだ為、修理費用の一部をクラウドファンディングに拠って募ったそうです。
Cimg1386

 御殿場市の茅葺屋根職人によって、1束2~3キロの茅を2000束使用して約4ヶ月掛けて平成30年4月13日に葺き替えが完了しました。(4月17日に撮影)

茅葺屋根の葺き替えなど この辺りでは皆無です。
こんな珍しい風景を見届けておけば良かった~ と思っていた矢先 
静岡新聞4月25日(水)朝刊に Cimg1431スマホのアプリをかざして動画で葺き替え作業の一端を見ることが出来ました!

 

Img_1032

40年ぶりの茅葺き替え作業ですから、貴重な映像です。

Cimg2174_3
 障子戸をガラリと入れば往時を物語るにふさわしく 重厚な「梁見せ天井」には 黒光りの梁に貼られた護符や、屋根裏の仕組みと言い 収納されている駕籠や調度品も垣間見られ必見です。
Photo_2
 展示場に鎮座している十返舎一九さんの像にも出会いました。

東海道膝栗毛の作者 十返舎一九さん(1765~1831)は 現在の静岡市葵区両替町1丁目に生まれ、国内で初めての文筆業で生計を立てた職業作家です。
Cimg1378_2


 十返舎一九さんの 「東海道中膝栗毛の碑」
【けんくハ(喧嘩)する 夫婦ハ口をとがらして 鳶(とんび)とろろに すべりこそすれ】 風刺の効いた歌碑が 庭先に見られます。

Photo_3

 素朴な名物「麦とろ」の定食は私の定番です。

自然薯は、秋が旬ですが、山笑うこの季節も中々風情あるご馳走です。
巷の喧騒を逃れて 丸子路を散策し、こんな素朴な茅葺屋根や食材に接することは、日頃の怠惰のリセットにもなるのです。

 



 
 

| | コメント (4) | トラックバック (0)

なんじゃもんじゃ

 世にも珍しい名の木「なんじゃもんじゃ」を知ったのは、今から34年前の秋のことでした。
Cimg4709a
 1984年(昭和59年)の10月、東京は調布市「深大寺」の 当時昼間でも境内が薄暗くなるほど天空を覆うように 四方八方に枝を伸ばす金木犀の巨樹の芳香に酔いしれていた時のことでした。

 たまたま通りかかったご住職が、「元三太子堂」の辺りにある若々しい樹木を指して、「五月のこどもの日の頃、真っ白い雪のような花房を付けるナンジャモンジャという木ですよ」 「??! 面白いなまえですね~」 

はじめて知った世にも不思議な名前を持つ同じ木が、奇遇にも同じ年の昭和59年(1984年)に 郷土静岡市大岩町 元静岡大学跡地に造成された「城北公園」に86本の「ナンジャモンジャ」が植樹されました。

Cimg1437 
そんな偶然のご縁で、特別の思いもあって、毎年ゴールデンウィークには、心弾ませて観賞に馳せ参じます。

Cimg6487
 1984年(昭和59年)当時の静岡市長の河合代悟さん(1936-2014)や 多くの有志のお力によって植樹され、30数年経った今年は 庭園の彼方此方に新しく植樹された10数本の若木も花を付け 市民の憩いの場所となっているのです。 
Cimg6483

 「天国の河合代悟さ~ん 
  今年のナンジャモンジャは一段と素晴らしいですよ~!」

 年々歳々同じような光景ですが、この時季ならではの光り輝き 幽かな芳香を放ちながら たわたわ揺れる「ナンジャモンジャ」に癒やされるのです。

 今年は桜も藤もナンジャモンジャまでも、例年よりも10日も早く満開を迎え、急遽4月20日に鑑賞してまいりました。
 ほのかに香る 身も心もリフレッシュ出来る フィトンチッド効果滴面の動画をお楽しみ下さい。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

蓮華寺池公園の藤

 4月18日付 静岡新聞掲載の藤枝市蓮華寺池公園の藤が春風に揺れている「動画 de しずおか」+プラス
Cimg1431_2

← (スマホにダウンロードしたこのアプリをクリックして新聞の画面にかざします)
スマホをかざすと新聞紙上の写真が動き出す 最新仕組みの動画を見て、早くも満開の藤に背中を押されるように早速行って参りました。
Cimg1426
毎年のことながら、季節の花の ちょうど見頃を鑑賞するのが、地球規模の異常気象の影響から 近頃は困難になりましたが、今年は人も樹木も異常な気温の乱高下に随分悩まされ戸惑いました。

 静岡県藤枝市のほぼ中央にある「蓮華寺池公園」は 東京ドーム6個分にも及ぶ園内には、さくら、藤、シャクナゲ、つつじ、菖蒲から蓮の花へと 四季折々の花々で訪れる人々の憩いの場所となっているのです。
Cimg1405

散策コースに最適な周囲1500メートルの蓮華寺池は、慶長18年頃(1613年)に村人総出で掘った人工池で、雨水を貯めて田畑を潤す貴重な灌漑用水だったそうです。
Cimg1414

【例年より10日も早く満開の藤】 
 2018年4月19日撮影

Cimg1403

 日本一の「藤の都」を目指して 4月21日~5月5日まで藤枝市最大のイベント「第35回藤まつり」が開催されるそうですが、18日にほぼ満開の咲きっぷりで 藤祭り中咲いていて呉れるのでしょうか? 気懸かりです。
Cimg1415

 池の周囲1500メートルには、20種類、250本以上の藤が咲き誇る園内では 例年より10日以上も早く満開となりました。
藤の花言葉は「歓迎」と云うことです。
  今年は早々と咲き揃っての大歓迎です!
 この日も多くの家族連れで賑わっておりました。
 一昨年より昨年、昨年より今年の藤は実に見事な開花です。
日本一の「藤の都」を目指す藤枝市の藤棚をお楽しみ下さい。

 耳を澄ませば 夏うぐいすの美しい鳴き声も聞こえてきますよ!

| | コメント (6) | トラックバック (0)

俳句を楽しむ会

 十数年続いた私たち八十路の俳句同好会も、寄る年波には勝てず、十数人の会員も年ごとに減少し 一昨年にはとうとう四人がかろうじて とどまると云う自体になってしまいました。

 ご指導戴いた選者の先生も米寿をすぎて、ご利用いただいていた乗り換えの路線バスも 時節柄次第に減少し 昨年三月で「俳句同好会」は解散となりました。

 人生百年の時代、健康で長生きをモットーに試行錯誤しておりますが、残された句友「どんぐりの背比べ」四人は、俳句づくりに余生を過ごす折角の楽しみを失ってしまうことを憂慮し、相談し合い 師匠、選者を持たない 自撰、互選の「俳句を楽しむ会」を発足させたのは昨年の四月のことでした。

 俳句は季語を入れて五・七・五音の短い独立した抒情詩ですが 俳句独特の「切れ」やリズムは大事な要素です。
 お互い俳句で競い合う事では無く、季語を重視して自由闊達な俳句を作り 披露し合っておしゃべりを交えながらの会にしましょうと、平成二十九度四月に満場一致の発足となりました。

 四人ともいずれ劣らぬ年金生活者。
会場は地元の生涯学習センターの最小の会議室を利用させて頂き、指導者・選者も居ませんから謝礼もなく、部屋代とコピー代のみ超格安・安定会費で、自撰・互選・推敲を旨として 出来るだけ原句を尊重して一句に仕上げる事がモットーです。
 楽しむ俳句会がお互いの余生の大切な心の友となってきました。

2

 毎月一回、各自俳句五句を用意し、原稿用紙に書き連ね、人数分コピーします。
 折角詠んだ俳句が、選者に拠って 全く違った情景や感情に添削されて 「あれ? 私の句では無い!」 という事もあります。
如何に正調俳句らしく 何処へ出しても恥ずかしくないように添削されて、自分の俳句では無くなっていることをよく聞きます。


 そこで私たちは 各自一句ずつ詠み上げながら どんな情景を どんな心情を詠んだかを簡単に説明します。
Cimg1366
 
四人だからこそ 実にまとまって良いのです。 
この時間が結構楽しく、四人寄れば◯◯の知恵?とやら、、、
話題も時々脱線しながらも 齢八十にして新しい事柄も智慧も真実も授かるのです。 
 例えば、、、

  新茶季の才取りも絶え問屋街

 静岡はお茶の産地ですから 以前は五月の新茶季ともなれば静岡市葵区茶町通りの問屋街は、周辺に新茶の香りが漂って、朝早くから「才取り(さいとり)」と言われるお茶の売買の掛け声で賑わったそうですが、近頃では 全てが機械化され、流通機構の為でしょうか? お茶の香りも そんな声も聞かれなくなってしまった 句友Tさん作です。
恥ずかしながら 「才取り」という語彙を初めて知ったのです。

   飢餓救うアントワネットやジャガの花

 フランスの飢餓を ジャガイモで救ったマリー・アントワネットは ジャガイモの花をこよなく愛して、ブローチや帽子飾りにジャガイモの花を装飾にした逸話を詠んだのは 句友Sさんの句です。
こんなお洒落な逸話を初めて知った私も この俳句会からでした。

  海の日の引く波海底えぐりけり

 八十路にして これほど力強い俳句に出会った句友Mさん作。


Cimg1367

 積み重ねとは尊く そして嬉しいものです。
平成二十九年度一年間の集大成「俳句作品集」が出来上がりました。 
それぞれ個性的な佳句揃いです。

 三月俳句より抜粋

 春愁や薬頼みの老い夫婦      

 ついばみつ瓢湖の白鳥田に遊ぶ  

 若棋士の「飛翔」と高らか春動く   

 天満宮の牛の目赤し杉の花     


 四月から四人の「俳句を楽しむ会」平成三十年度が始まります。

 

| | コメント (4) | トラックバック (0)

小田原へ

 一昨年暮に購入した万能妙薬「ういろう」は 服用し切ってしまい、「心細くなってきたねぇ」 いう事で、四月の旅は、小田原まで足を伸ばしましょうと、温泉宿に予約をしたのが二月のことでした。

 今年は異常気象で、東京周辺の桜は お彼岸を待たずに開花してしまい、四月になれば小田原もきっと葉桜でしょうねと いぶかしく思いながらの旅でした。

「ういろう」? お菓子の「ういろう」ではありません。
たとえ小田原界隈の薬局でも通販でも 絶対に手に入らない由緒ある薬です。
 1495年に小田原を平和裏に治めた北条早雲の時代から520年余りの一子相伝を守り続ける 万能妙薬「ういろう」です。

 私たち旅友にとっては 「ういろう」を信頼し、常日頃お世話になっている常備薬です。
Cimg1350

 JR小田原駅前からバスに乗って「箱根口」(170円)で降りると、お城と見紛うばかりの立派な八ツ棟造りが眼前に聳えます。
 知る人ぞ知る「ういろう」本舗です。
Cimg1351

天気は快晴 陽気の良いこの日、「ういろう」目当ての多くの人が私たちと共に店内にゾロゾロと吸い込まれていきます。

 お一人さまニ箱限定販売は周知の通り、中には子供連れの夫婦合わせて五人が 〆て十箱を◯万円で買い求める豪快な買いっぷりも見られます。

 化学薬剤のような副作用の心配もない古来からの純正生薬での製法で、胃腸、心臓、気管を健全にし、体力増強に効果あり、、、
と銘打っていることから、私たちのように多くの愛用者が遠路はるばる常備薬として買い求めるのも むべなるかなです。

 悔いのない思い思いの買い物も済ませ、御幸の浜通りを北に300米ほど歩き 小田原城堀端通りを巡りながら小田原駅を目指すことになりました。
Cimg1354_2

「わ~! 咲いてる~!咲いてる~」 小田原城お堀端の見事に咲き誇る桜並木に 八十路の足取りも俄然軽やかです。
Seto2b
小田原城は戦国時代から江戸時代にかけて難攻不落の城として有名です。
「日本さくら名所100選」にも選ばれてはいますが、今年の
桜はご多分に漏れず、ここもすでに葉桜かと思いきや、、、
何と! お堀の水面ぎりぎりまで花枝を伸ばし爛漫と咲いているではありませんか!
Cimg1361
 幸運にも この日が丁度満開とあって、お堀の水面には未だひとひらの落花もありません。 
天守閣の城壁とお堀の石垣を背景に、薄ピンクの桜は 日本が世界に誇る景観です。

 諦めかけていた名所の満開の桜を愛でながら 八十路旅を満喫出来た幸せを しみじみ噛み締めながらのご報告でした。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

電子書籍第三巻は

 書き溜めたブログ記事を、電子書籍で販売できるなど、昭和一桁生まれの私には考えられないことでした。
Cimg1075jpg1_2

 電子書籍と云う形で自分が書いた記事が販売されることなど 知る由もない私が、パソコンサロン講座の 私に合わせてのご指導の賜物で 出版デビュ出来たことは夢のまた夢の出来事でした。
20171205_2
 「パソコンは老いを知らない」電子書籍化デビュ作 第一巻は昨年12月14日に発刊の運びとなりました。

Photo

 第二巻は、「パソコンは老いの心の杖、老いの孤独を克服するには、、」の副題で出版、試行錯誤しながらでもパソコンの世界に触れ、退屈を克服する術を知ったこと、曽野綾子さん、五木寛之さんの 老いの過ごし方へのアドバイスなど、貴重な講演の恩恵を戴いた記事を 多くの方にご購読頂きましたことは 大変有り難いことです。 
孤独になりがちな余生の過ごし方の一助になればと 綴リました。


Photo_3 

電子書籍発刊など 私には滅多にない機会を得ましたことで、少々弾みが付いた処で第三巻は、2005年に旅した 「中欧四カ国世界遺産の旅」を 俳句を詠みながらの旅日記風に書き綴ったものです。

 第三巻までは写真挿入が出来ませんでした。
第三巻の主要画像を 参考までに数点ご覧頂きましょう。

 カレル橋を渡らずして プラハを語るべからず!

【プラハ最古のカレル橋】
Kareruhasi_2


 プラハ(チェコ共和国)では、チェスキー・クロムロフ、カレル橋など。
憧れの音楽の都ウィーン(オーストリア共和国)ではウィーンでのお楽しみを。
ブダペスト(ハンガリー共和国)では、ブダとペストが一望のゲッレールトの丘からの絶景や、滔々と流れるドナウの曲がり角 ドナウベントの観光を。
プラチスラバ(スロバキア共和国)への国境超えは、国境のない私たち日本人にとって興味深い体験でした。
 
使用する通貨は四カ国とも違います。
 オーストリアではユーロ、補助通貨はセント。
チェコはコルナとハレル。 ハンガリーはフォリント。しかも数種類の紙幣。
こんがらがって仕舞うコインは それぞれの財布の中でジャラジャラと騒ぎ、四カ国違う通貨には ほとほと混乱極めたことでした。

【ドナウ川きっての景勝地ドナウベント】
Visyegurado_donaugawa


 末巻には 少女時代からのあこがれの川、「ドナウ川」については ドイツ南西部シュツッツヴァルトの源流から発し 延々と東欧・中欧八カ国(ドイツ・オーストリア・チェコスロヴァキア・ハンガリー・ユーゴスラヴィア・ルーマニア・ブルガリア・ロシア)を 全長2840キロメートル流れ流れて黒海に注ぐ ドナウの賛美を連綿と語り 会心の作?となり 今年1月25日に発行の運びとなりました。

【プラハ旧市街広場の天文時計】

Tennmontokei

 1時間毎に時を知らせるからくり時計、「キリスト12使徒の行進」が始まると 地元の人も私たち異国の旅人も 祈りを捧げたく成るような崇高さに感嘆させられます。

 ハンガリーの小さな街センテンドレは芸術の街で ここで観た「ミクロアート」の驚嘆は 10年たった今でも鮮明に思い出されます。
Mikro


 なんと! 針の穴に施されているヤシの木とピラミッド、4頭のラクダの隊列の金細工は 固唾を呑み 息を殺して おもむろに拡大鏡で鑑賞いたしました。 
 今でも鳥肌立つほど記憶が甦って参ります。

 古く歴史を育んだヨーロッパの石造りの重厚な街並みや石畳の街路は 街全体が屋根のないミュージアムとして憧れと興味をもって巡りました。

 十年も前に旅した思い出の記事が鮮明に こんな形で電子書籍として発刊出来た事に感謝感激しております。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

世界の椿展 in Shizuoka

 静岡ツバキ会(小川秀世会長)主催 第24回「世界の椿展」が静岡市葵区のアイセル21にて3月17・18日に開催されました。
Cimg1337

10時開場と聞いて10時10分に到着したときには すでに多くの愛好家で賑わっておりました。
知る人ぞ知る 「世界の椿展」は静岡市の早春の風物詩なのです。

Img_3238

 今年は新たにビニールハウスで洋種ツバキを栽培する会員もあって 過去最も盛大な展示と云うことで、多くの愛好家が連日途切れること無く訪れていました。
2

 約200種類にも及ぶ洋種の中でも 手のひらサイズもある「スワン・レイク 」や「フランク・ハウザー」(上の図)は特別目を惹きます。
Page

 今回初めての企画で イエローのカメリアコーナーが設置されているのも興味深く、黄金を意味する「ダロー・ネガ」「ジュリーズ・イエロー」「フラッシュ・フィールズ・イエロー」など珍しく 本邦初出展は必見です。

この日のために手塩にかけた見事な洋種ツバキがずらり、会場のあちこちから、感嘆の声が聞こえます。 5

 一見カーネーションかしらと思わせる華やかなカメリア

4


 繊細で優雅な日本の椿の前に立つと、落ち着いた雰囲気が漂います。

この日に合わせて 最高の艶やかさに咲かせ保つご苦労のほどが窺われます。
 日本には、これほどの洋種ツバキ専門の展示会はほとんどありません。  
地元静岡市民が誇れる「世界の椿展」です。
同会には
海外の愛好家からも問い合わせも寄せられているそうです。
 いずれ劣らぬ逸品揃いに 繁々と見入っている人、スマホで撮影する人、一つ一つメモを執る人、栽培方法を熱心に質問される人など皆さんの関心度の高さも むべなるかなと思います。

 小川会長は「洋種ツバキの豪華さ、華やかさの魅力を多くの皆さんに知ってほしい」とにこやかに話されました。

 リストの「愛の夢」のBGMで、展示会場一巡をお楽しみ下さい。

">

| | コメント (4) | トラックバック (0)

«契約アンペア変更と、スマートメーター